遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

人生最高レベルの再会

2012-10-08 21:41:04 | レポート
2012/10/8

人生に出会いと別れは付き物だ。
では、再会はどうだろう。
三十半ばの人生を振り返ってみたが、あんまり感動的な再会をしたことはない。
初恋の人は今どこで何をしているのかわからないし、どころか顔も、ヘタしたら名前も思い出せない。
そんなつまらない人生を送っていた私だが、今日の昼休みにかかってきた電話には、心がざわついた。
ときめいたと言い換えてもいい。
それから午後の仕事は、ひたすらソワソワしながら、心ここにあらずといった状態だった。
要するに、2012年7月28日以来行方知れずになっていた遠藤の自転車が、わりと近所で発見されたという連絡があった。
72日ぶりに再会。
北30条の交番の人、ありがとう。
これからしばらくは、街で警察の人に呼び止められても、3割増で元気に受け答えします。

※感動の再会。
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「ビブリオバトル首都決戦2012 北海道ブロック決戦」

2012-09-30 19:59:08 | レポート
2012/9/28

・札幌駅の紀伊国屋インナーガーデンにて。ポスターを見かけて気になった。
・出場者は5人の大学生。予選もあったらしい。
・5分間、自ら選んだ本の魅力を観客にアピールし、最も観客の心をつかんだ人が優勝。
・要するに本のプレゼン芸を競うイベント。
・審査は観客の挙手。
・なので、自分も審査員として参加できた。
・話のテンポ、本選びのセンス、類書との比較、話者の推薦動機がポイントになる感じ。
・優勝したのは、北海道教育大学の大上泰裕さん。札幌校なので、自分の遠い後輩でもある。
・自分も彼に投票した。
・選んだ本は、大山のぶ代「ぼく、ドラえもんでした。」。
・実は自分の中でそんなに期待が高くなかった。
・本選びがそんなにいいセンスとは思えなかったから(わざわざ勧められなくても面白そうだし)。
・話術でももっと上手い人がいた。
・というか、彼は、スタートしていきなり「ぼく、ドラえもんという本ですが…」と、タイトルを言い間違えていた。普通に考えれば、大失態。
・ただ、本書で語られる「大山のぶ代が自分の声に対するコンプレックスをあえて放送部に入ることで乗り越えた」という部分と「苦手な人前で話すことを克服するためにあえてビブリオバトルに参加した」というシンクロ部分にとても説得力があった。
・見事な人柄芸という感じ。
・あと、彼に投票したのは、全国大会というもっと緊張を強いられる大きな舞台で、彼がどんなふうに話すのか見たくなったという理由もある。
・ただ、今回の良さは、人前に慣れてしまったら失われてしまう良さだと思うので、その対策は大変そう(すでにちょっとだけ、あざとい感じもした)。
・一方で大化けの可能性もあるので、陰ながら応援したい。
・また、札幌で演劇やってる大学生で、本好きなんていくらでもいるだろうに、こういうイベントを見逃していいのかと、昔「詩のボクシング」で手痛い目に遭った自分は思う。全国大会に行けるってなんか楽しくないか。
・決してみんなも手痛い目に遭えばいいのにという意味ではない。

※一番右側が大上さん。機械の性能上、一番左側の人だけ写せなかった。すみません。
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MYSKY vol.10 コスプレパーティー spring

2012-05-20 00:17:35 | レポート
2012/5/18

コスプレイベント。
昨日のロンリーアクターがまるかぶりだったので、45分のみ参加。参加といっても、ただコスプレした人の歌と踊りを眺めるだけ。
とは言え、ニコービル地下のクラブ風の空間は初体験で珍しく、たのしかった。
なぜか、札幌小劇場で知る人ぞ知る役者さんと音響さんと装置さんと一緒になったので、思ったよりアウェーにはならず。ただ異物感は4倍増し。
さすがコスプレイベントというだけあって、衣裳がカッコいい。
もう少しキャラクターがわかるかと思ったけど、あんまりわからなかった。
ついつい、いくらくらいで作れるんだろうと思いながら、観てしまう。
そして、予約をお願いしたかわむらさんのライブは見られず。メインのコスプレのコンテストが始まる前に退出してしまった。
あと、生のカメラ小僧さんを見て感動した。
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ニトリファミリーマラソン

2011-08-27 20:06:03 | レポート
2011/8/27

今年は全然走ってないので、北海道マラソンではなく、その前日のニトリファミリーマラソンに参加。
ダラダラ自転車に乗ってちょうど90分間で真駒内公園に到着。
暑い。受付で長い時間、並んでゼッケンやら参加賞やらをいただく。
規模の割にスタッフの数が少ない印象。ボランティアさんはいないのかな。
参加賞はニトリの扇子。これは初めてのパターン。去年の話を聞いていたので正直もっと期待していた…。
荷物置き場に係の人がいないので、有料ロッカーを使用。
開会式では、カーリングチーム〈ロコ・ソラーネ〉の皆様とのトークショー。
本橋麻里さんはもちろん、他の方々も美人さんだったが、「マラソン大会なのになぜ?」という疑問は残ったまま。
距離別に時間差スタート。例によって10km集団の一番後ろからのろのろ動き始める。
今回は腕時計がなかったので、タイムはすべて携帯電話で測る。
10kmの部だけで1000人。真駒内公園内では、ほとんど自分のペースで走れず。公園を出てからは順調。
折り返しても余裕があったので、ちょっとずつペースを上げていく。人を抜かすのは気持ちいい。今回も悪趣味だが、何人抜いたか数えながら走る。140人くらいでしんどくなってやめる。ちなみに給水は3箇所。
ラスト1kmの表示を見逃すという微妙にイヤなミスをしたものの、最後までペースを上げ続けてゴール。真駒内公園に戻ってきてからはあまりぐるぐる回らずに、真っ直ぐスタジアムに戻った。これは気持ちいい。
54分46秒。目標は55分切ることだったので、一応目的達成。
ただ、もうちょっと追い込めたかも。
着替えて水分補給。
最後の一人まで司会のお姉さんがフォローしている。さすがファミリーマラソン。
そして、打ち切り後の撤収が早い。事後イベントは全くなし。
RCチップの提出先がわからない。
なにかアナウンスあったたかしらと思いつつ、係の人に聞いてみると、スタジアム入口付近の隅っこで、記録証と交換するようになっていた。
すでにほぼすべての機材が撤収されていたのであきらめていたが、ぎりぎりセーフ。
運営側になぜか「慣れていない」「そっけない」感じがしたけど、ファミリーマラソンってそんなものなのかしらね。

※いた!(盗撮)
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織姫たちのスイーツ・アート 楽しい現代美術入門

2011-08-03 00:04:31 | レポート
2011/8/3

ネットで批判されているという話を知って行ってみる。
それ以外、予備知識はほとんどなし。
現代美術と書いてあるんだから、そうなんだろうというくらい。
チラシの「ご挨拶」を読んで、札幌の女性アーティストたちによる展覧会だということがわかった。
プラニスホールはビッグカメラのある建物の11階。
10年以上札幌に住んでいて、初めてこのフロアに来た。
街中なのに、ずいぶんひっそりしている。受付で少し待ってると奥から人が出てきた。
300円払って入場。ゆるい。
チラシを参照すると13人の作家さんに、17作品。思ったより少ない。
いちばん面白かったのは、水戸麻記子さんの「甘やかされて」。
女体盛ならぬ男体盛の油絵。載っているのは刺身じゃなくてスイーツ。
頭だけなぜかスイカ。(静かな会場なのに)笑ってしまったのは、片足が上がっていて、そのつま先に生クリームがついているところ(アイスクリームかもしれない)。
男が抵抗しているうちに足についてしまったにしろ、男体盛の板前さんの趣味だったにしろ、状況を想像すると可笑しい。
他には、川上りえさんの「Yet,We Keep Seeking for a Balance」。
巨大な鉄のオブジェ。形状を言葉で説明すると長くなるので、とにかく場所をとる鉄の置物というくらいにしておきたい(高さ80cm、縦横5m80cmですって)。
こういうかさばる上に使い道のないものを作る人は、芸術家以外になかなかいない。
作っている様子、保管している様子、芸術家じゃない作者の身近な人たちの視線、想像すればするほどおもしろい。けなしているのではなくて、一見ムダなものに異常な手間をかけて作るのは、とても芸術家っぽい感じがして楽しい。ほんとはもうちょっと作家さんの背景を知った上で鑑賞したほうがいいんだけど、準備してないのでどうしてもそういう見方になってしまう。
個々の作品は良かったと思うけど、展覧会自体のコンセプトはよくわからなかった。
結局、「スイーツ・アートとは何か」という疑問には、結論どころか解釈のひとつも見当たらなかった。JRタワーの展望券と「Tカフェ」のデザートのセットが割引になるくらい。
わかる人は教えてほしい。

※そのJRタワー展望台から。展覧会は8月7日までですって。
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「2011 北海道舞台塾を語ろう」

2011-07-20 22:33:33 | レポート
2011/7/20

7月16日、北海道舞台塾の意見交換会なるものに参加してきた。
北海道文化財団事務局長という恐ろしげな肩書きを持つ佐保末男氏が「若い演劇人の話を聞きたい」ということで企画されたものなんだそうだ。
舞台塾と富良野塾の区別すらほとんど付いていなかった自分にも、なぜか声がかかったので行ってみると、同年代の演劇関係者がほとんど。知ってる顔も多く、少しほっとする。
舞台塾のシステム、自治体と演劇の関わり合いについて、割とざっくばらんに話し合う。
自分も作家目線で一回だけなんとか発言して参加したフリをする。
佐保氏は、いわゆる「お役人さん」。
そういう人が直接、現場の人間の意見を聞こうというのは結構珍しいことだと思う。
具体的なことはこれからだろうけど、もしかしたら面白いことに発展するかもしれない。

※財団で見つかったお宝映像。
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白い恋人パーク

2011-07-18 23:45:31 | レポート
2001/7/19

みうらじゅんの親孝行プレイじゃないけど、母親を「白い恋人パーク」に案内する。
自分の公演を見るために、せっかくJRで4時間かけて札幌へやってきたのだから、「他に行きたいところはあるか」と聞くと、ここをあげてきたのだ。
なんで還暦間近の母親が、こんな早熟ティーンズが初めてのデートに使うようなメルヘンプレイスを指定してきたのかよくわからなかったが、話を聞くとここはメルヘンプレイスではなく、とても優秀な園芸プレイスなんだそうだ。
実際行ってみると、確かに数え切れない種類のバラが咲き乱れている。母親は「一日いてもあきないわー」と言っていたが、そこは同感だった。近所にすんでいたら、通うかも。
札幌からくり時計塔の空間演出ぶりも侮れない。ひとりでは来る機会はまずなかっただろうから、なんだかんだで貴重な体験をした。
工場のほうは全く見なかったけど満足したわー。

※あしどりかろやかなうしろすがた。
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日刊スポーツ豊平川マラソン・後半

2011-05-07 16:49:49 | レポート
2011/5/7

真駒内公園を抜けて少しすると5kmの看板。
体は普通だが、気持ちが重い。最初の給水も、アミノバイタルだと思って飲んだら水。
ただし、悩みまくってしょうがなかった脚本の書き出しを思いついたら、気持ちが180度変わった。自分の憂鬱ほどあてにならないものはない。
色々展開を想像しながらニヤニヤしだす。気持ち悪い。
三井寿がどんなにヘロヘロになっても、スリーが決まる「パシュッ」という音を聴けばよみがえるというシーンを思い出す。確かに自分にもあの音が聴こえた…ということを考えるほど気持ち悪い(本人は気持ちいい)精神状態になる。
それはともかく、豊平川マラソンの立て看板「○○橋の下に医療テント」のような表示はやめてほしい。なぜなら河川敷コースになってから片道11回も橋をくぐる。橋の名前で言われてもわからない。「あと○○m」と書いてもらったほうがよっぽど親切。
ちなみに自分の気持ちが前向きになったのは「南7条大橋」を過ぎた頃。どのあたりか想像できないでしょ?
去年の北広島エルフィンロードマラソンでもらった長袖シャツは、なかなか快調。通気性悪くない。
折り返すと、自分の左足との戦いが始まる。痛みはないけど、ペースを上げようとすると、力が抜ける。油断すると体ががくんと左に傾く。練習では何度かあったけど、レースでは初めて。
徐々にペースを落としながらゴールを目指すというガマンの展開。どんどん抜かれる。ラスト5kmから4kmまでがとても長く感じる。
その残り4kmでようやく回復。「長く感じるのはダラダラ走ってるからだ」とばかりに、ペースアップをはかる。
ラスト4km地点からゴールまで、100人抜きを狙う。実際は155人抜いて無事にゴール。
なんと悪趣味なレース展開。
タイムは2時間11分11秒。完走できたので御の字。
帰る前に、ネットで知り合って時々ブログにコメントをいただいていた「ジャスミン」さまに、初めてお会いする。ほとんど会っただけ。気のきいた話ひとつできずに退散。
石山通を北上し、招待券を使ってニコーリフレに行った。大きいお風呂は気持ちいい。サウナには入らなかった。

※ うすぐもり。
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日刊スポーツ豊平川マラソン・前半

2011-05-06 20:10:57 | レポート
2011/5/6

目覚めると謎の腹痛。寝床で悶絶しながらムリヤリ正露丸を飲み込む。トイレにこもる。
7月公演の脚本が進まず、寝不足とプレッシャーの影響が内臓のほうに来たような気がする。
そんな朝の状況なので、当然「日刊スポーツ豊平川マラソン」に参加するかどうか迷った。
参加費3000円は惜しいが、体調管理と脚本を書くのが先。そういう考え方の方が普通のような気もするけど、自分は逆。走るから、体調も回復するし、アイディアも浮かぶ。なにより弱気になることが怖い。
自転車をこいで80分、真駒内セキスイハイムスタジアムへ。石山通から行くと意外と早い。
地下鉄だと真駒内駅から相当歩くので、時間だけならあまり変わらない。
ただ寒い。今までのレースで一番寒いかも。
受付するころには手足が冷え切っていた。
受け取ったのは、パンフにゼッケン、大き目のタオル。以上。去年や一昨年はもっと色々あったような気がするけど…不況なんだろうか…。
スタジアム前の芝生は湿っているし、あまりに寒いので、スタジアムの中の控えスペースでじっとする。なかなか体があったまらず、ぎりぎりまでじっとして着替え→荷物預け→スタート地点→靴紐結びまで10分程度で済ます。そこでウェストポーチや腕時計を忘れていたことに気付く。今回は丸腰だ。
ノースリーブと長袖シャツを両方用意していたが、長袖を選択。これを着て走るのは初めて。
せかせかとスタート付近へ向かい、ほとんど待ち時間なしでスタート。ストレッチほとんどしなかった。
おまけに練習もほとんどしてない(今年になってから月1~2回走っただけ)ので、慎重に慎重に歩き出す。
今年はハーフ。21kmもつかしら。
例年より人が多いんだか少ないんだかもよくわからない。
すっかりおなじみになった真駒内公園の中をぐるぐる走る。あんまり周りの様子を観察している余裕はない。
足を前に出して置くイメージで進む。跳ぶとか蹴るとか、そういうイメージは厳禁。足裏を地面にこすってもいいくらい気持ち。
ただ、なんでこんなときに自分は走っているんだろうという自問自答が頭から離れない。

※受付で貰ったもの。
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劇団怪獣無法地帯「ファンキーモンキー・クラッシュ!」の反省文

2011-03-08 22:01:55 | レポート
2011/3/8

いちおう己の役者ぶりも振り返っておこう。
自分は1dayゲストとして、楽日に出演。
牛魔王の役として登場し、孫悟空に秒殺されるというおいしい役。
お笑いで言う「テンドン」的に3回登場する。
自分の場合、あっという間に長流3平さん演じる孫悟空に馬乗りにされ、ボコられた。
ボコった後にうまく足を引っ掛けてくれて、見栄えがいいように横向きにされる。お見事。
自分が試みたのは、
「牛魔王とは思えないくらいの弱腰」
「明らかに訓練されていない大声」
「ハケる時に、幕に角が引っ掛かって出られない」
「次に出てきた時には、角が引っ掛からないように横向きにハケる」
「ハケた直後に謎の異音(スピーカーにぶつかった)」
「メガネ」
試みたというか結果的にそうなったものがほとんどだけど、こう並べてみると頑張ったかもしれない。
こうして思い出は美しくなっていくものだ。
もう役者はやんないんだし、別に真実を見なくたっていいんじゃない?

※もうすでに遠い人。
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