観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス第30話『お帰りなさいませご主人様』」
2017/10/12
ホストクラブで働く田々南徹とシルバーフォックスが、常連客からキャバクラに誘われて、どうするか相談する話。
本業と関係ないホストクラブに配属された謎、思わせぶりな女性客、区切りの30話、大きく話が動きそうな雰囲気。
しかし、今回は二人が「マクド」でウダウダ話しているだけ。
今までも二人で話しているシーンはあったけど、丸々一話ははじめてかも。じらされている。
ただ、田々南とシルバーフォックスとの力関係が決定的に変わる瞬間があって、地味でも勝算あっての展開だと思う。
このシリーズ通しての転換点になっている。「ジーザス」って。
メイド喫茶に入ってもよいのかどうかは、確かに葛藤してしまうところではある。
でも、次の話が『秋葉原』ということは、大阪からわざわざメイド喫茶のために東京に行くのかな。
仕事忙しそうだけど大丈夫なんだろうか。
《登場人物》田々南徹 シルバーフォックス
劇団名:坂口修一
公演時期:2007/10/30
地域:関西
出演者:
坂口修一
スタッフ :
作・演出:サシマユタカ
舞台美術:柴田隆弘/演出助手:若旦那家康(ROPEMAN(28))/音響:児島塁(Quantum Leap*)/照明:南勇樹(芝居処味一番)/フライヤーデザイン:黒田武志(sandscape)/webデザイン:山口良太(slowcamp)/写真撮影:森達行/ナレーション:岸本奈津枝
企画・製作:坂口修一
協力:土の会
あらすじ先輩ホストの顧客であるキャバクラ嬢から、お店に誘われた徹とシルバーフォックス。しかしキャバクラ未経験の二人は、いくらお金を用意すればよいのかわからず、思案に暮れるのであった。