観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス第37話『ホッとするステーションとは?』」
2017/11/10
阪急電鉄の中川専務が、新事業「駅ホスト」のプレゼンをして会議室を騒然とさせる話。
ついに田々南たちにホストの修行をさせてきた目的が明らかになる。
中川専務が「HOT」にこだわる理由が意外と言うか強引と言うか。
出町柳常務は、そこからどうやって中川専務を追い込むつもりだったんだろう。
ローソンの産業スパイだと思われたのかな。
関西に疎い北海道民としては、とりあえず「アズナス」と「ヘップファイブ」を検索する。
今後、関西に行った時には「これがあのミッドナイトエクスプレスで見たアズナスか~」とか思うはず。
今更ながら実在する企業、企画、一部の人物を取り入れながら話を作るのは大変そう。
一人芝居だから、そうしても役者さんに眼が行きがちだけど、実際、脚本のサシマユタカさんもかなり戦っているんだろうと思う。
駅ホストの実態が明らかになるのが楽しみ。
あと、出町柳派だったら2000万円くれるのうらやましい。
《登場人物》
会議の司会 中川専務 出町柳常務 雲雀丘花屋敷
《作品情報》(観劇三昧HP)
出演者:坂口修一
スタッフ :
作・演出:サシマユタカ
舞台美術:柴田隆弘/演出助手:若旦那家康(ROPEMAN(28))/音響:児島塁(Quantum Leap*)/照明:南勇樹(芝居処味一番)/フライヤーデザイン:黒田武志(sandscape)/webデザイン:山口良太(slowcamp)/写真撮影:森達行/ナレーション:岸本奈津枝
企画・製作:坂口修一
協力:土の会
あらすじ
阪急電鉄本社ビル最上階にある大会議室では、各事業部より来期の予算案が提出され、喧々囂々の議論が続いていた。中でも中川専務が提出した事業計画は皆の度肝を抜く内容なのであった。