遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

ドストエフスキー『罪と罰』(160~190P)

2025-03-05 21:55:58 | 罪と罰

 

 

2025/3/2

本パートの話題は3つ。

・警察署からの呼び出し。

・盗品を処分する。

・級友を訪ねる。

ラスコーリニコフが警察署に呼び出される。

精神を病むくらいビクビクしていて、いっそのこと自白しようとするが、別件だと知ってやめる。

なんというか、周囲に対するの反射だけで行動しているように見える。自分の意思が感じられない。

警察署に居合わせた人たちがたくさんいる。

前回、登場人物をまとめたのに、まだまだ出てくる。

ラスコは盗品を手元から遠ざけようとする。

捨てるにしても隠すにしてもそれなりの痕跡は残る。ぐだぐだ。

無事、盗品を隠してプラプラしているうちに旧友の家を訪れる。

家庭教師のあっせんを頼んだり頼まなかったりする。

もともと彼が大学を辞めたのは学資が続かなかったからだったらしい。

○ルイザ・イワーノヴナ:ラスコが警察署に出頭した時に呼び出されていた。ラウィーサとも呼ばれる。

○アレクサンドル・グリゴーリエヴィチ:事務官。

○ザルニーツィナ:八等官未亡人。ラスコーリニコフから借用証書を受け取った。

○チェバーロフ:七等官。

○イリヤ・ペトローヴィチ:おそらく警察署の副署長。上品な店を経営している夫人と口論。

○カルル:イリヤの家の庭番。

○ヘンリッタ:イリヤの話に出てくる。殴られた。

○ニコージム・フォミッチ:区警察署長。

○ペスチャコフ:学生。おそらくラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。

○コッホ:おそらくラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。

前回書き忘れていたけど、151Pで第二部が始まっていた。人殺しまでで第一幕。

第二部は彼の後悔や不安のようなものが前面的に出ている。

運はまだ味方してくれているようだけど、この人、ちゃんと捕まるのかな。


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