遠藤雷太のうろうろブログ

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坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス第38話『駅ホストラガール』」

2017-11-13 01:09:57 | 観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス」シリーズ

観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス第38話『駅ホストラガール』」

2017/11/12

田々南とシルバーフォックが、阪急電鉄の「駅ホスト」業務のため、情宣写真を撮られまくる話。

基本的に「駅ホストとは何か」という説明回。

田々南がカメラマンから駅ホストの情報を聞き出す方法を採っている。

多々南がカメラマンと会話しているが、演者は、主に田々南を演じる。

前にも出てきた言葉で「空気人間」方式。

細かいニュアンスは伝わらないけど、語りのテンポは「一人二役」より上。

もちろん場面で使い分けるものだし、今回も使い分けているけど、役者さんによって得手不得手はありそう。

また、実際に声を出す会話だけでなく、田々南の動きだけでポーズのリクエストを受けていることも分かるので、妙に深みのある表現になっている。

説明回こそ作り手の腕の見せ所という点で、個人的にタイムリーな回だった。

あと、ナレーションの「順風満帆」はウソだと思う。田々南は死にかけてたし。

《登場人物》田々南徹 シルバーフォックス ツカグチ

《作品情報》(観劇三昧HP)

公演時期:2007/12/25
出演者:坂口修一

スタッフ :
作・演出:サシマユタカ
舞台美術:柴田隆弘/演出助手:若旦那家康(ROPEMAN(28))/音響:児島塁(Quantum Leap*)/照明:南勇樹(芝居処味一番)/フライヤーデザイン:黒田武志(sandscape)/webデザイン:山口良太(slowcamp)/写真撮影:森達行/ナレーション:岸本奈津枝
企画・製作:坂口修一
協力:土の会

あらすじ
順風満帆であった源氏物語での業務が突然打ち切られた徹とシルバーフォックスは、訳もわからないまま、大阪市内の某スタジオで写真撮影をさせられているのであった。

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