観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス第49話『ミッド・ナイト・エクスプレス』」
2017/12/10
駅ホスト対決で、いったんは敗北を受け入れた田々南だったが、協力者達の後押しにより、起死回生をはかる話。
全50話のうちの第49話。
普通に考えれば第50話はエピローグだから、実質的なラスト回。
それだけに、登場する人数も過去最高。上演時間も過去最長。
多少強引でもこじつけでも、過去に因縁のある人たちが大集合する。
やっぱりクライマックスはこうでなくては。
個人的には雅恵ちゃんの再登場がうれしい。
また、一人芝居の枠を打ち破る大きな仕掛けも、このときばかりは許される。
舞台上の多幸感たるや。タイトルすら誇らしげに見える。
最初は「なんで列車なんだろう?」と思ったりしたけど、劇場=列車だったんだということがわかる。
わざわざTシャツ作って配ったんだろうか。徹底している。
《登場人物》田々南徹 ニート ライト エイト アンモナイト ミート バイト 一番星 シルバーフォックス ユウキさん マツオ 滑川 村越 光源氏 中川専務 お客さん OL 村田先輩 西浦智恵ちゃん ソヤマ 田々南和夫 田々南母
《作品情報》
公演時期 2008/03/18
上演時間 00: 24:32
出演者:坂口修一
スタッフ :
作・演出:サシマユタカ
舞台美術:柴田隆弘/演出助手:若旦那家康(ROPEMAN(28))/音響:児島塁(Quantum Leap*)/照明:南勇樹(芝居処味一番)/フライヤーデザイン:黒田武志(sandscape)/webデザイン:山口良太(slowcamp)/写真撮影:森達行/ナレーション:岸本奈津枝
企画・製作:坂口修一
協力:土の会
あらすじ
シルバーフォックスに逆転負けを喫し、約束通り阪急電鉄を辞めようとする徹に、大声で待ったをかけた人物がいた。その人物とは、今まで蚊の鳴くような声しか出なかったニートなのであった。
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