観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス第42話『裏切り』」
2017/11/21
駅ホスト「ラガール」が始まって4年、手段を選ばぬ悪質な方法で売り上げを上げていくシルバーフォックスに、田々南が宣戦布告する話。
一人芝居では意外と難しい一人二役の会話劇。
立ち位置を切り替えるリズムが熟練の技。
タバコを中心に移動することで、見せ方の変化をつけている。工夫。
あっという間に四年が経過している。
田々南はまだ童貞なんだろうか。
そして、さらっと阪急が阪神に売却されているところも語られる。実社会とのリンクのさせ方がハラハラする。
ライバルの対決構造を手始めに、シルバーフォックスの裏に付いている闇の勢力(想像)との戦いがクライマックスになっていくんだと予想。
終わりが見えてきた。
次回は、最後の奥義継承者が登場するらしい。
この設定、まだ生きていたのか。
《登場人物》田々南徹 シルバーフォックス
《作品情報》(観劇三昧HP)
公演時期 2008/01/29
上演時間 00:15:09
出演者:坂口修一
スタッフ :
作・演出:サシマユタカ
舞台美術:柴田隆弘/演出助手:若旦那家康(ROPEMAN(28))/音響:児島塁(Quantum Leap*)/照明:南勇樹(芝居処味一番)/フライヤーデザイン:黒田武志(sandscape)/webデザイン:山口良太(slowcamp)/写真撮影:森達行/ナレーション:岸本奈津枝
企画・製作:坂口修一
協力:土の会
あらすじ
2008年3月。23歳になった田々南徹は、京都線の駅ホストとして確固たる地位を築いていた。しかし永遠のライバルであるシルバーフォックスは、徹の遥か先を走っているのであった。
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