日本の風俗嬢 (新潮新書 581) | |
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新潮社 |
2015/12/21
性風俗で働く女性の実情が、外部の人のイメージとだいぶん違うことがわかる。
暴力団との関係や、デリヘルの供給過多の話、性風俗と介護関係の仕事は相性がいいという話など。
暴力団に関してはネットを平行して見るかぎり、本に書かれているほどではなさそう。地域によるのかもしれない。
SM嬢と介護の仕事を兼業している人が結構おり、それぞれ求められる能力が似ているという話。
今は10年前と比べてかなり景気が悪くなった上に、参入障壁の小さいデリヘルが供給過多で、ある程度選ばれた女性しか稼げなくなっているという話。
介護現場の人手不足やワーキングプアの話はよく聞くので、風俗業界で働ける人と、どっちの労働環境が恵まれてるんだろうと考え込んでしまう。
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