遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

『キラキラ プリキュア アラモード』(2017年)

2019-03-20 01:50:01 | NETFLIXで観た・その他

2019/3/17

・プリキュアを1シーズン丸ごと見たのは初めて。全49回。

・本シリーズのプリキュアは伝説のパティシエ。

・その伝説を継ぐことになった五人の女の子が、悪と戦いながら、街をスイーツで笑顔にしようとする話。

・中学生三人と高校生二人の編成。年長コンビがとにかくしっかりしている。

・スイーツ属性の魔法少女。ホイップ(ショートケーキ)、カスタード(プリン)、ジェラート、マカロン、ショコラ。パフェ、ドーナツ。

・タルトやクレープ、チーズケーキ、他にも色々ありそうだけど、あえてマカロンを選ぶところに作り手の強いこだわりを感じる。

・和菓子だけでも1チーム作れるなと試しに考えてみた結果、安藤サクラ(あんこ)と、海苔巻アラレ(米菓子)に行き着いて、この二人のプリキュアだけで街の平和どころか本気で世界征服ができる感じになった。

・このジャンル、層が厚い。

・たまに特撮ヒーローのモチーフは出尽くしたみたいなことを聞くけど、甘味戦隊パティシエンジャーみたいなのを作れば、深夜枠くらいならいけるかも。

・変身シーンのケレン味が強い。リスの尻尾は鈍器ではない。

・攻撃方法がモコモコしている。ホイップとカスタードは何かモコモコしているものを発射する。やさしい。

・どういう理屈なのかはわからないけど、敵を倒すというより、敵の心の中の悪を浄化している。戦いではなく、清掃という感じ。

・ディズニーもそうだけど、コンプラに配慮するほど、だんだん敵キャラの設定が難しくなるんだと思う。

・ヒロインが心の中で歯を食いしばりながら、無理やり笑顔を作っている31話が自分のなかのピーク。たぶん女児アニメであんな歪んだ笑顔はなかなかないはず。心が痛む。

・次シリーズでかなり攻めた表現をやってるという話を聞いていたので、マカロンとショコラの仲があんまり進展してなくてちょっと残念。でも踏み込んだほうか。

・中盤以降の敵のカッコ悪さも見どころ。製氷機の容器みたいなのが特にカッコ悪い。

・キュアパルフェだけが、なぜだかラッキーマンの登場人物みたいなデザインに見える。不思議。

・最初は中年男性として斜に構えていたけど、49話も観るとさすがに感情移入も出来るし、別れもさびしく感じた。なんなら次シリーズも見ていきたい。

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