遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

アンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー』

2022-06-18 22:27:11 | 読書感想文

 

 

2022/6/18

研究者くずれの学校の先生が、半ば強制的に地球の危機を救うプロジェクトに参加させられる話。

愛聴するラジオ番組で、帯文含め、予備知識なしで読んだほうがいいと勧められる。

読み終わってから問題の帯文を確認。やっぱり知らずに読んでよかった。

主人公はポジティブでユーモアを忘れない。

自分は全然科学に詳しくないけど、主人公は人間の知恵を信じているからこそ、そんな姿勢を崩さないでいられるということは伝わってくる。

同じ作者が原作小説を書いた映画『オデッセイ』もそんな感じだった。

たしかにアメフトのヘイルメアリーパスをSFにしたら、こんな感じの設定になりそう。

敗者に残された蜘蛛の糸とも言える。

どうしても後半の展開の話をしたくなるけど、ネタバレなしで楽しい作品なので、ここで書くのもはばかられる。

とりあえず、地球パートのストラットさんのその後が気になった。


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