遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

ビートたけし・村上隆「ツーアート」(光文社知恵の森文庫)

2010-04-28 18:23:59 | 読書感想文
2010/4/26

「ツーアート」を読む。
村上隆とビートたけしの…なんて言うんだろう。対談じゃないし、往復書簡じゃ古すぎる。交換日記あたりが可愛らしくていいんじゃないだろうか。
「情報過多」はモノを作る上のハンデだから。
…はビートたけしの言葉。
深いなあと思うが、勘違いしないようにしなきゃとも思う。情報量のバランスってとてもむずかしい。勝手に自分に置き換えて考え込んでしまう。
二人ともなんとなく天邪鬼なイメージがあったけど、語っている内容はわかりやすくて読み手に親切なかんじ。
アートをウィルスにたとえたりとか、ビートたけしの面白い比喩がポンポン出てくる。自分が天然痘になったら人に移さなきゃって思う。まずは同業者からだって。
最近、テレビだと豪華な置物みたいだけど、まだまだ楽しいなあと思う。
ここまで成功した人たちが、いまだに世間話のようなノリで「アートとは?」なんて根本的なことを語っているのがいい。

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