2024/11/3
・宗谷丘陵フットパスのロングコースに臨む。
・フリーペーパーの「稚内の楽しみ方50」で詳細を知った。この冊子の情報は意外と参考になった。
・宗谷丘陵は、約1万年前、氷河期の凍結と融解の繰り返しによって形成された。
・明治期の山火事で森林が失われたことにより、起伏の激しい丘陵風景をダイレクトに楽しめる。
・個人的には氷河期跡にそそられる。
・ロングコースが11㎞で約4時間らしい。観光名所「白い道」もコースに含まれる。
・結論、歩いてみたら2時間半くらいだった。
・休憩時間を含む目安だと思われるけど、歩いている間、休憩するような場所はほとんどなかったような。
・終盤の「白い道」を除いて、すべて舗装されている。アップダウンはあるものの極端に険しい道はない。
・天気は曇り。風を遮るものがないのでやや寒い。
・旅館に充電ケーブルを忘れてしまったので、位置情報を確認するとき以外、機内モードで節電に努める。
・緩やかな起伏の丘と底の見えない谷の組み合わせは雄大と言うしかない。何枚も写真を撮ってみたけど、その魅力の1割も残せない。もどかしい。
・必ずしも未開の地というわけではなく、牧場や風力発電、謎の建物、たまに行き来する自動車など、常に人の気配をうっすら感じる。
・遠くの野原をエゾシカの群れが駆け抜けていた。
・大きな野生動物は怖いし実際に危険なんだけど、それでも得したような気持ちになる。
・人間の若者に対して「ケツが青い」と言われることはあるけど、仔エゾシカのケツは白い。
・道の真ん中にキタキツネもいた。迂回できる感じでもないので、近づいていくと、なかなか逃げない。餌付けでもされたのかなと心配になる。
・シーズン終盤のこの時期に白い道がちゃんと白いのか心配だった。本当に白かった。
・貝殻の白で、何度も踏み固められているためか、ちょっと地面をこすったくらいでは土の色が出てこない。
・無事ゴールに到着。帰りのバスまで大幅に時間を余してしまい、更に隣のバス停まで歩いたりする。
・稚内に着いてから歩くことを決めたことだったけど、結果的に稚内旅行のメインイベントになった。
戦争の名残を感じさせる宗谷公園。
白い道まで結構かかった。
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