帝国ホテルの不思議 (文春文庫) | |
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文藝春秋 |
2015/2/1
・村松友視による、帝国ホテルで働く人たちへのインタビュー集。
・ありとあらゆることが、ホテル内で完結している。ひとつの街のよう。
・名門老舗ホテルだからってスタッフが優秀とは限らないけど、それでもやっぱり優秀なんだろうなと思えるエピソードの切り取り方がうまい。
・そして優秀な人はいくらでもいるのに、それでもさらに仕事ができる人にはどんどん無茶な仕事がふられるシステムの不思議。
・ヘラブナはグルメと言う、釣りが趣味の総料理長。
・職人を人間に戻していく書き方がうまい。
・「お客様は十人十色ではなく、一人十色」。
・「毎日違うことが起きるのでベテランになりようがない」が楽しめるのは、ほんとにホテルの接客に向いてるんだと思う。
・お祈り済みの肉も用意されていること。
・筆者のことをずっとプロレスの味方だと思っていたのに、とんだ浮気者だった。
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