たまにはジャズ畑の気楽に聴けるギターもいいかな、と思ってそれっぽいやつを探していたときに見つけました。ジャケットはCDケースが厚紙で包まれていて、セピア調の写真には男性(ビルさん)と犬。
僕は犬が好きではないのでどうかなと思ったんですが、当たり前ですが関係ありませんでした。曲はエレキギターが中心でアレンジで使う楽器もシンプル、エフェクトを色々掛けてみるくらい。中に、たしかアメリカ民謡の「Shenandoah」があって、僕の場合矢野顕子から入ったというヤバい曲なんですが、こっちはちゃんとアメリカっぽく聞こえます。他もゆったりとしたテンポの曲ばっかりで、聴いているとなんというか本当にアメリカの郊外の家で縁側のロッキングチェアに座っているおじさんと膝元に座っているおっとりした犬のいる風景が思い浮かんできます。
、、、と、こないだのJohn ZornのCDを眺めていたら、ん?Bill Frisell、、、?同じ人?
この方、あのRadioでギター弾いてるんですね。うぇーびっくり。いや上手いし器用なんだろうけどさ。ジョンゾーンに呼ばれてあーいう曲弾いて、自分のレコードではこういう曲弾いて。なんか、色々ストレス解消できそうな感じ。何につけ上手い人ってトクよね。
Bill Frisell「Good Dog, Happy Man」Nonesuch 7559-79536-2