今日は嫁が体調を崩して寝ていました。その周りを子供が飛び跳ねてる。いちおう上の子は、洗濯とか干すの畳むのとか手伝ってました。まあ実質役には立ってないんだけど、幼稚園入ったばっかりなのに殊勝なもんだ。というかなんというか、こないだまでオムツしてたのに、僕と違う確立しつつある人格がそこにある、というのがすごく不思議な感じです。同じ親から生まれたのに下の子とも違うしね。親って大変だけど、こういう経験はすごく面白い。
とある用事があってかなり久しぶりに旅館に泊まったのですが、そこの朝食がとてもおいしくてご飯を3杯いただきました。正直つけものだけで2杯いけるのですが、他にもおいしそうなおかずがいっぱいあって、気分的には泣く泣く3杯で終わらせた、という感じです。だって残すのが一番申し訳ないもんねえ。旅館のご飯はいつもおいしいですね。昔何かのマンガで「おかゆかけごはん」みたいなものがあったんですが、本当にご飯をおかずにご飯がいただけますよ。
ご飯を「ライス」と言うと途端においしそうじゃなくなる。気がしません?僕だけかな。でもライスにとろろはかけないよね。とろろも出ました。おいしかった。ごちそうさま。おやすみなさい。
いちおうこのブログも新規記事の下に広告が出るようになってるみたいなんですが、なにせ「軌道にのったらそのうち公開しようかな」と思って始めて半年、いまだに試験運用中なのだから僕しか見る人がいない。広告主にはほんとうに申し訳ないと思う。でもクリックしないと費用かかんないんですよね?なんだかいちおう音楽関係っぽいのが多い気がするんですが、文章の中身からそういうトレンドを読む仕掛けがあるんでしょうか。ただの偶然だったらそれはそれで面白いけど(そのうち化粧品とか補正下着とかの広告が出るかもしれない、って事だよね)、何かで割り出してそうしてるんだとしたら、まあぶっちゃけ僕の文章に騙されているわけで、ますます申し訳ない。いっそのこと僕がクリックしておきましょうか。でも結局商品を買わないんだから迷惑か。
あれ、日付変わっちゃったな。
今日会社の帰りに、天気がよかったのでひと駅ぶん歩いて帰りました。途中まで川沿いの土手に回り道して、夕方少しだけ風もあって、川風に吹かれながらひさしぶりに気持ちよく歩きました。携帯の音楽プレイヤーでボサノヴァを聴いてたのですが、途中で思い直してFMラジオにしました。
家に近い方の局は電波がうまく届かないらしくて、イヤホンのコードを変な形にすると良く入るのですが普通に戻すとダメで、会社に近い方の局に変えて聴いてました。男性と女性のパーソナリティがハガキとかメールとかをぼそぼそと紹介するんですが、床屋で聞くAMラジオなんかと違って会話が全然かみ合わないんだけど、誰も何も気にしないで番組は進んでいく。なんだか聴いた事のあるような曲をきっちり最後まで流す。時々音が割れる、送電線の下をくぐるとき聞きづらくなる、陸橋をくぐる時はだんだん聴こえなくなって、まただんだん入りだす。ラジオ、とくにFMラジオを聴いてるとCDだったら絶対聴かないジャンルの曲とか、TVだったら即チャンネル替えのトークとかものんびりと聴けるんですよね。なぜだろう?不思議だ。
あとあらためて思ったのは、FMラジオのイヤホンを耳に挿してみると、このなんでもない川べりの土手の上に、電波の形をしたいろんな音楽や話や笑い声が行き交っている、っていうのが分かるんですよね。そんでこのちっちゃい機械がそのうちのひとつを選りとってるんだ、って思うと不思議な感じがしました。その番組は街のスタジオから生放送してたんですが、約束された印を結ぶと(ってもただダイヤルを合わせるだけですけどね)ずっと離れた街のガラス張りのスタジオから、CDの曲や話声やパーソナリティの見てる風景が飛んでくる。その距離が縮むというか、瞬間にパッと無くなる感覚が、もしかしたら僕がFMラジオが好きな理由なのかもしれません。