アメリカは移民の国なので、いろんな国の食べ物があります。イタリアン、中華、コリアン、地中海、インド、ペルシア、、、もちろん、日本食も。こっち向けにソフィスティケートされたものもありますが、意外とお国の味らしいお店もあって、日本人のしょう油口に合うかどうかは別にして、本場の味が楽しめるところもあってなかなか良いです。って、日本以外に行ったことないから知らないんですけどね。
ところが、だ。どの店も一つだけ共通点があるんです。量が半端じゃなく多い。いつも行ってるカジュアルなイタリアンは、味の濃さが日本人向けに丁度よくって非常においしいんですが(地区で一番ピザがおいしいお店に選ばれてるところを見ると、やっぱりほかの店の味がしょっぱいんじゃないか?)、パスタがガツンと山盛りに出てくる。お昼に全部食べると午後仕事になりませんってば。だから、会社の人と食べに行くと人数より少なく頼んでシェアしてます。「こいつら東洋人ケチだよな」って絶対思われてるよね。
しかもウチは4人といいながらチビふたりですから、ピザとパスタをひとつずつ頼んで、ピザの余りを持って帰る、という王道コースが出来上がってしまいました。美味しいんだけど、種類が食べれないんだよねえ。
日本食のお店でも、少ないんですが日本のカレーを出すところがあって、よく行ってます。日本だとココイチとか気軽に食べられますが、なかなか無いんですよ。インドカレーは割とあって、それはそれで美味しいんだけど、たまに猛烈にあのカレーが食べたくなって行くんですよね。あとかつ丼。かつ丼を出すところはカレーよりは多い、って感じでしょうか。たまに、甘ーい汁がかけてあって台無し、なんてこともあります。そしてやっぱり、多い。感覚としては、ラーメンのどんぶりくらいの鉢にかつ丼ドーン。食いきれるかっつーの。
でもね、勿体ないからつい食べちゃうの。だから、日本人はアメリカに来て太って帰るんですね(言い訳)