縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

猫かねずみかはたまたムジナか

2010-03-26 | 干支
頼まれていたへびとねずみの土鈴を送った。次の日注文主から電話をもらった。
ネズミが猫なんですわ。と言われた。
えー、招き猫と入れ間違えたかなあ、としばし考えた。
そう、注文主はねずみの土鈴がどうみても猫に見えるらしい。
あれはネズミなんですけどと言った。実は猫社長もねずみというよりむじなか
テンでもいけるかなあなんて思ったりしていた。
はーい、お取り替え。
今手元に送り返された、ねずみだと思いこめばねずみになりそうなむじなの土鈴がいる。
でも猫には見えない。このムジナくん、災い転じてじゃないけど結構かわいいし、愛着が湧いてきた。
だからずっと猫社長の手元に置いておくことにした。
でもやっぱりねずみでもいいんじゃないかなあ。

うさぎの肉球

2010-03-24 | 干支
兎には肉球がない、猫社長のうさぎには肉球らしきものがある。(干支なんだもん)
気が付かなかった。知らないまますでに二周もしていた。
画像で兎の足を見ると足の裏は毛に覆われてふわふわしていてその毛の中に爪が隠れている。
それが何とも言えないくらいかわいくて愛くるしい。触りたい、撫でたい、飼ってみたい。
野生の兎は野山を駆け回り、穴を掘ってねぐらにしている。あのかわいいフワ毛はすり切れないのか。
日本にも在来種がいる。佐渡のサドノウサギは食害のためにテンを放し駆除された。そのテンは
こんどは朱鷺を襲っている。  兎おいしいかのテン。
奄美の黒兎はハブを駆除するために放たれたマングースの餌になっている。人間ってほんと馬鹿。
猫社長の動物たちはリアリティを追求しない。ねずみも馬もうさぎも猿もよくみりゃみんな同じ目を
している。実はね、猫社長の兎の足裏の点々は喜びも悲しみも幾年月と月に願う兎の心の目なんだよ。

玉川高島屋最上階のルーフギャラリーのショップでも販売中です。
横浜そごう6階ジャパンショップに鯉のぼり、その他新作が揃いました。

2月の雨

2010-03-04 | 干支
一月は晴天続きで花粉はないし富士山もよく見えたし何と言っても寒いのが半端じゃなくて
それがよかった。寒いもんは寒いんだから気持ちをしっかり持って重ね着にマフラーに手袋で耐えれば
いいのだとそれはそれで気持ちがいい。
2月に入ると雨の日がやたらと増えた。雪になったり、ぼあっと暖かくなったり、花粉も飛んできた。
一月のように毎日カッキーンと冷えていると着る服に頭を使わないで済んだけど、2月は一日で10度も
気温が上がったり下がったりでちょっと薄手のコートを選んだり、ババシャツをやめたりと
頭を使わなくてはならなくなった。つまり2月はちょとばかりめんどうごとが増える月なのだ。
縁起村は毎木曜日が紙ゴミの日だ。新聞、段ボールなどをゴミ収集所に朝までに置いておく。
雨が降ると新聞や週刊誌を括った束が濡れて重くなるので猫社長は次の週まで持ち越すことにしている。
のだけど、2月の木曜日は雨ばかりで猫社長の家は紙ゴミがどんどん貯まっていった。
猫社長は貯まった新聞の束を重ねて跳び箱で遊ぶことにした。新聞跳び箱は一回飛んだらで崩れるし
へたをすると腕を滑らせて怪我をする。よいこはまねをしないでね。

レジ ピッピッピッピッピ

2010-02-27 | 干支
いつものドラックストアー、楽しやドラックでカロリーメイトとピノコのドックフードが
セールをしていたので10ヶずつカゴに入れてレジに並んだ。
で、猫社長の番になったのだけど、レジのお姉さん、ひとつひとつバーコードにピッと当てている。
同じ物が10ヶなんだから掛ける10を打ち込めばいいんじゃないのと気の短い猫社長はイライラ。
おいおい三つまでなら許すけどこれ以上は時間のロスなんじゃ、そっちだって手が付かれるじゃろ。
おんどら奥歯ガタガタ言わしたろかって藤田まことのあんかけの時次郎みたいにしたかったけど
見た目より案外と気が小さいのでじっと我慢の猫に徹した。それよりこんどは同じ製品を37個カゴに
入れてみようと思った。それでも一ヶずつピッするのかどうか確かめてみたい。
ぴっぴっぴっぴっぴっぴっぴっぴっぴっぴっぴっぴっぴっぴ
会計が済んで貰ったシートが長くて財布に入れるのに閉口したぞ。

ピノコはセコム

2010-02-05 | 干支
うひょー、寒い。凍った空気が針になってちくちく猫社長の顔を刺す。
去年買ったスペース暖シートも効かない。布団の隙間から凍った空気が忍び込み夜中にぶるぶると
震えが来て起きてしまった。顔が頭がすっかり冷えて鼻の穴につららがぶら下がっていた。
毛布を頭から被った。これで再び寝ようとうとうとしてたら、突然ピノコがけたたましく吠えだした。
今何時?そうね、だいたい3時頃。ピノコは週に2度夜中に火がついたように吠えまくる。
そうか今日は牛乳配達の人が猫社長の家の門扉を開けて勝手口に牛乳を置いていく日なのか。
闇をつんざくピノコの悲鳴。これが2分くらい続く。心臓がバクバクする。隣近所もさぞやご迷惑だろう。
牛乳配達の人も毎度毎度でむかついているだろうな。
牛乳配達はピノコのベルを鳴らし、猫社長の心臓を鷲づかみにして、静かに去っていく。
ピノコは解除不能のセコムだ。

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