まさかのパックリ

手の甲の間接がパックリ開いたわざとらしい傷口、テレビのあかぎれひびに効くメンタムのコマーシャルだ。
いくらメイクだといってもオーバーだしあれはないでしょ、気味悪すぎだよ、第一あかぎれなんて
起こす人いるの？
豆腐屋のおばちゃん、魚屋のおじちゃんが怒っている。ひびあかぎれに苦しんでいる人ごめんなさい。
バチが当たった。猫社長にもあかぎれができた。
聞き手の右親指の爪の脇がぷりっと切れてわずかだけど血がにじみでた。
手の乾燥がひどくてがびがびだったのはたしかだ。仕事はほとんど素手の水仕事、クリームを塗ることは
できない。手術用ゴム手袋が使えたらいいのだけど粘土とゴムがくっついてしまうのできれいな団子が
できない。でもいままでは爪先がヤスリみたいにバサバサとか皮がずいぶん薄い感じだなってくらいで、
皮膚がスパっと切れるなんてことはなかった。今年初めて見舞われた。
つまり老化現象に拍車がかかったってことだ。クリームパンみたいなふわふわお手手はどこへいった？
絶対手の届かないところだよ。
１月１５日から２７日まで二子玉川高島屋ルーフギャラリーのアートランド展に出品します。
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