縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

日本人お断り

2011-03-31 | Weblog
7月24日の地デジ完全移行、するのだろうか。こんな事態なんだから当然延長するよね。
するよねえ。
カナリアちゃんは年に一度か2度、海外旅行をすることが楽しみだし生き甲斐だ。
そのカナリアちゃんがとてもいやな夢を見たと憂鬱な顔をして猫社長の家の
ベランダに止まってチッチとため息をついた。
「聞いてよ猫社長、イタリアでおいしいピザを食べようと思ってガイドブックで
チェックしておいたお店をようやく探して入ろうとしたら、お店のおじさんが通せんぼして
(セニョリータアンタニッポンカラキタカルボナーラ、アンタニクワスモノハナーイペペロンチーノ)
って断られたの。でね気を取り直して次にフランスに飛んでコーヒーのおいしいカフェに入ろうとしたら
(シルブプレ、アナタジャポネーゼ、ウイマダム、ジャポネ、イレルトホカノオキャクガニゲルセボン)
ってまたまた断られたの、あたし悲しくてチイチイと鳴いちゃった」
海外では日本の農産物や工業製品が放射能に汚染されているから受け入れられないという風評被害がでている。
カナリアちゃんの夢はカナリアちゃんがテレビやラジオから受けた記憶や心配が形を変えて夢の中に現れたものかもしれない。
でもそんなことありえないよと言えないことが辛い。
今、日本の中ででさえ起こっていることなんだもの。
なんだか、猫社長も悲しくなってきた。
ニャーんだこのやろう。