縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

レトロな段ボール

2013-03-29 | Weblog
物置の一番奥に眠っていた段ボール。
数十年の歳月で日に焼けたように変色している。
箱の表には国鉄のマークが印刷されている。
段ボールの中には猫社長が子供の頃の教科書、夏休みの絵日記、
作文などが詰まっていた。
タイムカプセルを開けたときのようにそこだけ時が止まっている気がした。
一つ一つ取り出すと思い出が記憶となって目覚めはじめた。
信じられないけど猫社長にも子供の頃があったのだ。
取りあえず中身を取り出して段ボールを空にした。
すると現れた段ボールの底をみてほーと感心。
金物でしっかりと補強している、なんと堅牢な。
中国製の段ボールが南部せんべいならこの昭和の段ボールは堅焼きせんべいだ。
段ボールの前は箱と言えば木だった。りんごもみかんも木の箱で運ばれていた。
木のように丈夫でそして軽い、当時の段ボールはそれを目指して作られたのだろうと思う。
処分しようと思っていたのに
なんだかこの段ボールが愛しくかわいくなってきた。