縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

バスツアー

2009-03-06 | Weblog
日帰りバスツアー初体験、苺狩り、蟹食べ放題、レジ袋に大根詰め放題と思ったら違うんだなあ。
大磯旧吉田茂邸、島崎藤村邸、鶴川白州次郎武相荘散策ツアーなのだ。昼食は大磯プリンスで和食。
去年の12月ミニコミ新聞に載っていた案内を見てなんだかとてつもなく行きたくなって参加した。
縁起村図書館前からの出発というのも後押しになった。
朝の7時に図書館前に行くとバスはすでにお客さんを乗せて待っていた。猛烈くそばばあ集団がいたら
やだなあとちょっと心配していたのだけど、みなさん品よく物静かで猫社長は胸を撫で下ろした。
それにしても猫社長は天下無敵の晴れ女だ。バスの車窓から見えた富士はわははときれいな姿を披露して
くれたし、気持ちの良いツアー日和であった。
最初に見学した吉田茂邸は西武の所有なのだそうだ。昼食がプリンスなのはこういう訳だと合点した。
だけど西武はケチだね。吉田邸のメンテナンスがなってない。プリンスホテル事態もなんだかうらぶれて
寂しい感じだった。吉田邸の建物は外見はりっぱなのだけど中の調度はあまり良い趣味とは言えなかった。
やっぱり太郎ちゃんのおじいちゃんだ。
そのてん武相荘は建物ももちろん住まいとしてセンスがよかった。家具も陶器も本当に趣味が良い。
主がいなくなった家だが落ち着きと安らぎと暖かみがありまだそこに主がいるかのような感じがした。
やはり氏も育ちもいい人はこういう空間を創り出すのかと猫社長は次郎と正子の爪のアカが落ちていないかと
探してしまった。ふう、こんな家に住みたい。
武相荘は猫社長の家からそれほど遠くないところにある。以前から何時か行こう行こうと思いつつ
いつでも行けると放っておいたら3年くらい立ってしまった。やはりこれはいい機会だった。
近くても行かないときは一生行かないものだ。友達もまたいつか会うときがあるだろうと高をくくっていると
絶対会えない所へ行ってしまっていることもある。行けるときには行って、会えるときには会う。
そんな年になった気がする。

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