８月１５日終戦特集

一斗缶バラバラ殺人事件でなーんとなく桐野夏生のアウトを思い浮かべてしまった。

昨日、８月１５日、NHKの終戦特集、日本人はなぜ戦争へと向かったのかを観た。
リーダーの機能不全、縦割り、利権の温床、
想定外のことは無視して楽観的に考える危機管理意識の欠如。
等々いろいろなことが重なって戦争に突き進んで行ったとあの
松平さんが言っていた。
観ているうちになんだかこれってつい最近どこかで聞いたような見たような、
すごく何かに似ていると思った。
そうだ原発推進の構図だ。
国策はやめられない、止まらない。カッパえびせんだったのだ。
日本人はなぜろくでもないことを何度もしてしまうのか。BY NHK
テレビを観ながら
南方に送られた兵隊さんの姿が原発で働いている作業員と重なった。

ペラペラスイカ

円が一時７６円になった。
ン十年前にワイハに行った時の使い残したドルがある。
たしか１２０円台だった気がする。
円が高くてよかったよかった、なんてその当時は喜んでいた。
１ドル１３０円より上になったら替えようとしまっておいたらもうあかん。

ああ暑い、それでも去年よりはましだと思う。去年は７月からずっと暑くて
永遠に灼熱地獄が続くのじゃないかと絶望状態だった。
今年はまだましだ。
暑いからスイカがおいしい、松本ハイランドのスイカしか食べたことがないけど
本当に甘い。ピノコにも赤みを少しだけ残してあげている。
ピノコは口をショベルカーのようにスイカを起用にすくっている。
ずいぶんきれいに食べるもんだ。
スイカはほとんど水分だ。そのせいかピノコがおしっこに失敗した。
いつもはちゃんと知らせてくれるので外に出してあげられた。
膀胱がたっぷんたっぷんになって間に合わなかったみたいだ。
もちろん、鬼のように怒ってやった。
こんどお漏らししたら、ホットドックにしてやるぞ。

大江戸電力福助原発

気の置けない友人達とビールを飲みながらおしゃべりのドライフラワーを咲かせた。
お題は福島原発の事故は映画化されるだろうか、もし映画化されたら主役は誰？
「やっぱ吉田所長が主人公」
「そうなると何とかの一つ覚えで渡辺謙かい」
「猫社長は遠藤憲一がいいな」
「いやいや遠藤憲一は幹事長役だよ」
「岡田さんなら、フランケンシュタインに演じて貰おうよ」
「管総理はジャッキーチェン、顔が似てるよ」
「いやいや、あのとろーんとした目は渡辺正行だ」
「安全保安員の今は消えてしまったあの人は渡辺いっけい、眼鏡にかつらでバッチシ」
わいのわいので配役や設定やらいろいろ決めてみた。

現場・大江戸電力福助第一原子力発電所と官邸
よっしゃ所長・渡辺謙
癌総理・渡辺正行
江ノ島官房長官・爆笑田中
岡の上幹事長・フランケンシュタイン
大江戸電力会長股勝・吉良上野介
原発担当大臣細山豪豪・セクシー部長
西山田安全保安員・渡辺いっけい
安曇野国対委員長・杉村太蔵

映画化なんて終息の目途もたたないのにできるわけないしょ。
　

マイアミの奇跡はVHSで

ぴあ様あなたには本当にお世話になりました。おかげで学生時代は
充実した日々を送れました。
赤テント、状況劇団、２本立て名画座、学生の頃はなんであれだけ時間があったのか
不思議なくらい遊びました。感謝。

松田直樹の冥福を祈ってアトランタ五輪のブラジル戦を観た。
棚の奥から引っ張り出したボロボロのVHSだ。
画面はザラザラでアップにならないと顔の見分けがつかないくらい荒れている。
時々テープが暴走する。でも見続けた。
ブラジルにはロベカル、ベベト、ジョニーニョ、高見恭子似のリバウド、
そして１９才のロナウドがいる。スーパースター軍団だ。
川口まだまだ幼い顔で可愛いのなんの。
松田のアップは少なくて残念だったけど、しっかり守っているのは
猫社長でもわかった。
オリンピックは２８年ぶり、決まった時は本当に嬉しかった。
マイアミの奇跡が日本のサッカーの人気を押し上げた。
猫社長もサッカーファンになった。
松田直樹って若い頃の松山千春に似ていると思うんだけど。
カッコいい人がまた一人いなくなってしまった。

名作のさわほまれ

お正月に録画しておいたサウンド・オブ・ミュージックを観ていたら途中の
CMで草野さんが出てきた。
東電のCMだった。草野さんはその中で「原発は発電の三冠王です」とにこやかに微笑みナボナを口にした。
東電のCMを久しぶりに眼にした猫社長、3.11以前は朝から晩まですべてのテレビ局で
流れていて空気みたいなあたりまえっていう感じだったけど今観ると懐かしいやら、恐いやら。

サウンド・オブ・ミュージックは４５年経っているのに清々しく色あせることもなく面白かった。
これぞ名作のさわほまれ。
そうそう３女役のアンジェラ・カートライトは宇宙家族ロビンソンに出演していた。
宇宙家族ロビンソンは子供の頃大好きで毎週楽しみにしていたドラマだった。
ロボットのフライデーがほしくてたまらなかったなあ。