網地島に到着すると、学生たちは初日の課題のセルフレスキューをクリアしてすでに引き上げた後でした。島のカヤックガイド、S氏の協力でカヤックを運んで、この日は終了。一日がかりの移動となりました。
夜は、ちょっとどきどきの学生たちの手作りメニュー。美味しくいただきました。
2日目。この日は基本のパドリングとグループレスキュー。通常はありえない流れですが、そこは若さでクリアしてもらいます。
レスキューで難しいのは、相手のカヤックに自分のカヤックを近づけること。
レスキューが素早い人は、躊躇無く一回で目的の場所にイメージ通りの位置関係でカヤックを持って行きます。当然、初心者講習を受けた直後では思い通りの場所にうまくカヤックを持って行けません。
相手のカヤックの周りを延々と回り続けたり、何度も行ったり来たりをしたり・・・。手助けすると実習にならないので、辛抱強く最小限のアドバイスで見守ります。最後には、ほぼ全員が助けることと助けられることを体験できました。(一部は助けられただけでしたが。)
↓は、相手のカヤックの水抜きをしようとして、自分もひっくり返ってしまったシーンです。
一通りレスキューを体験すると、いよいよ翌日のツーリングに向けての準備が整います。