『通訳案内士試験対策スクール』ESDICブログ!

ESDIC(エスディック)英語能力開発アカデミーから、通訳案内士試験受験の皆様へ最新&重要情報をお届けします!

<英語1次直前セミナー>&<地・歴・常メール講座>&今夏セミナー・講座ご案内 & 2015年度英語1次試験解説!

2016-06-26 00:21:01 | 通訳案内士試験対策
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第1次試験(8月21日)まで、あと56日
第2次試験(12月4日)まで、あと161日
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1次試験(8月21日)まであと2か月を切りましたが、
焦らず、集中して、乗り切っていただきたいと思っております。
皆様、同じ目標に向かって、
ご一緒に、頑張ってまいりましょう!!

【平成28年度試験日程(予定)】
●7月1日(金)受験申請締切です!
●筆記試験
8月21日(日)
●筆記試験合格発表
11月10日(木)予定
●口述試験
12月4日(日)
●合格発表
平成29年2月3日(金)予定
日本政府観光局(JNTO)
http://www.jnto.go.jp/jpn/interpreter_guide_exams/index.html
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ここで、以前に、合格者の方から頂戴した、
この時期の、皆様へのアドバイスを紹介させていただきます。

「少しずつコツコツやることが、結局一番近道だと思います。
一日たくさん勉強しても、何日か忙しくて勉強できない日ができてしまうと、
不安になり、精神衛生上よくないので、
追い込みに向けての計画をしっかり立て、その計画が狂うこともある、と受け入れ、
少しでも空いた時間ができたら、集中してやることが大切では。

周りの目を気にせず、自分の為だと信じること。

気持ちが続くかどうかが、分かれ目のような気がする。
うまくメンタルをコントロールすることだと思います。

不安になる暇があったら、とにかく勉強すること。

不安に一日過ごすなら、一時間ひたすら合格を信じて勉強して、
夜はグッスリ寝て、次の日に備えたほうがよいと思います。」

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【学習情報】
※【学習情報】とは、実際に受講生の方々から頂戴した「ご質問&講師からの回答」をご紹介するものです。

[ご質問]
観光白書は、「全文」、「概要」と、二種類ありますが、
「概要」のほうだけ参照で大丈夫でしょうか
全文はボリュームが多すぎるな、と思いまして…。

⇒ 昨年の一般常識の問題で,
「グローバルMICE戦略都市」に関することが問われ、
2013年に最初の5都市として、
東京都、横浜市、京都市、福岡市と、あと一つを空欄にして、
選択肢(大阪市、名古屋市、神戸市、仙台市、広島市)から選ばせる問題がありました。

答えは神戸市ですが、
「概要」では5都市は載っておりませんが、
平成27年度観光白書「全文」では、
156ページに載っています。
こういうこともありますので、「全文」をお勧めします。

[ご質問]
国土交通省から出てます、観光白書の本はどこで手に入れる事ができますでしょうか?

⇒書籍として出版されるのは、
一昨年までは、7月末でしたが、昨年は、8月の中旬でした。

※購入ご希望の場合は、
「霞が関 政府刊行物センター」もありますが、
政府刊行物を扱っている、お近くの大手書店に
お問い合わせになることをお勧めいたします。

只、出版されるのを待っていたのでは、
間に合いませんので、
やはり、ネットでの閲覧をお勧めいたします。

下記URL内のページの一番下をご覧ください。
・観光白書 http://www.mlit.go.jp/statistics/file000008.html
★必ず、平成28年版をご覧ください。

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【1】  本試験と同形式の新作オリジナル:全問マークシート対応(多肢選択式問題)!
英語1次筆記対策<英語1次直前セミナー>
7月10日/24日東京・大阪開催!お申込み受付中!
★会場でのミニテストあり!

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★本セミナーでは、英文読解・英作・日本事象を含め、
大きく傾向が変わった2015年度出題内容に即した、
本試験と同形式の「実践式予想問題」を使用いたします。

※本セミナー用、全問多肢選択式の新作オリジナル教材です。

本セミナー授業2日間(4コマ)に参加していただき、、
徹底的に学習するだけでも、非常に大きな効果を上げられます!

★今回は「問題」のみを、各受講日の約1週間前にお送りし、
出来るだけ事前に解いていただきます。
これにより、授業解説の理解度が、格段にアップします。

★会場でのミニテスト実施+解説を行います。
≪ミニテストのメリット≫ 
約5分間のミニテストは、非常に緊張感があり、集中力を最大限にアップさせます。
実際に問題を解き、体感することで、本試験での回答時間配分の参考としていただけます。
また、このミニテストは回収するのではなく、受けていただいた直後に講師が解説を行います。

※2016年度「通訳案内士試験対策講座」をご受講中の方は、
会場受講1日分に関し、半額とさせていただきます。
※「通訳案内士試験対策講座」には含まれない、新作問題です。

<英語1次直前セミナー>
●日時・場所(東京・大阪同日開催)
<東京会場>
第1日目:7月10日(日)12:50~16:00(2コマ:3時間授業+休憩)御茶ノ水
第2日目:7月24日(日)12:50~16:00(2コマ:3時間授業+休憩)高円寺
<大阪会場>
第1日目:7月10日(日)12:40~15:50(2コマ:3時間授業+休憩)新大阪
第2日目:7月24日(日)12:40~15:50(2コマ:3時間授業+休憩)新大阪

●授業時間
1日(1コマ90分×2コマ)合計3時間
2日間 合計6時間

●授業(問題)内容
★大きく傾向が変わった2015年度出題内容に即した、
「実践式予想問題」(全問多肢選択式問題)の新作オリジナル問題です。
※「通訳案内士試験対策講座」には含まれない、新作問題です。

≪1コマ(90分)の内容≫
 大問1.英文読解演習(並べ替え問題を含む)
・英語本文の空所補充問題
・並べ替え問題 (詳細な解説紙面付)
・英文和訳(下線部訳)問題
・本文内容真偽問題
⇒ 多くの受験生が苦手とする並べ替え問題を含め、英文読解のテクニックを披露します。
⇒マークシート方式に対応し、全問、多肢選択式問題です。

 大問2.和文英訳(英作文)演習
・日本事象に関する英作問題
⇒マークシート方式に対応し、全問、多肢選択式問題です。

 「ミニテスト」+解答・解説
・日本事象説明問題(写真問題あり)
⇒マークシート方式に対応し、全問、多肢選択式問題です。
★実際に会場にて5分程度のミニテストを行い、その後、解説をいたします。

●費用
(1)会場受講
・1日のみ(2コマ:3時間):8,000円(授業料・教材費・送料・税込)
・2日間 (4コマ:6時間):割引15,000円(授業料・教材費・送料・税込)
※東京・大阪会場の組み合わせは、ご自由です。

(2)2016年度「通訳案内士試験対策講座」受講生<受講生割引:半額>:会場受講
・1日のみ(2コマ: 3時間):4,000円(授業料・教材費・送料・税込)
・2日間 (4コマ: 6時間):さらに割引7,000円(授業料・教材費・送料・税込)

(3)会場受講(1日のみ)と会場受講できない日の問題資料(1日2コマ分3,000円)の組み合わせもご自由です。
※この場合の問題資料のご購入は、2コマでお願いいたします。
※問題資料の費用は、一般の方も受講生も同額です。

(4)会場受講なしで、問題資料(問題・解説・ミニテスト)のみのご購入も可能です。
・1コマ分1,500円×4コマ=6,000円
※この場合は、4コマセットのみのご提供となります。
※問題資料のみの費用は、一般の方も受講生も同額です。

●お申込みのパターン
(1)会場受講:2日間 /1日のみ
(2)会場受講1日+問題資料(2コマ)
(3)問題資料のみ(4コマセット:6,000円)

【ご注意】
(1)<英語1次直前セミナー>は、会場受講 / 問題資料購入のみとさせていただき、CDはございません。
(2)ご入金後のご返金はいたしかねますので、予めご了承ください。
(3)ご入金後にご欠席の場合は、当該授業の教材をお送りいたします。

●お申込方法
下記の≪お申込記載事項≫にご記入の上、info@esdic-academy.jp 宛、メールにてお申込みください。
※折り返し、お申込み確認のメールをお送りいたしますが、
混み合っている場合は、翌日のご連絡になる場合もございますので、ご了承ください。
≪お申込記載事項≫
・お申込内容:2016年度<英語1次直前セミナー>
・お名前:
・ご住所(ご送付先ご住所をご記入ください。):
・お電話番号(最もつながりやすい番号):
・お支払予定日(銀行振込にてお願いいたします。)必ずご記入ください。:
・お申込内容: ご希望の内容に(○)をご記入ください。
東京会場受講第1日目7/10(  )
東京会場受講第2日目7/24(  )
大阪会場受講第1日目7/10(  )
大阪会場受講第2日目7/24(  )
第1日目問題資料(第2日目は会場受講の場合)(  )
第2日目問題資料(第1日目は会場受講の場合)(  )
問題資料4コマセット(会場受講なし)(  )

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★ご入金確認後、第1回からその時点までの配信済メールを
まとめてお送りいたします。
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★大きく出題傾向が変わった、2015年度試験の分析を基に、
業界トップレベルの講師陣が、
2016年度対策に的を絞った内容をご提供いたします。

★通常の「紙面のテキスト+解説」をメールに書き出し、
予想写真問題等は、添付ファイルにて配信いたします。

★各科目、毎回、本文の内容を理解できたかどうかを見る、
多肢選択式ミニテスト(10問前後)をお付けします。

★本メール講座は、非常に効率的であり、
お手軽でもありますが、
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※1科目1回分は、約227円の計算ですので、非常に経済的です。

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●配信期間
5月31日(火)~8月12日(金)
●配信曜日
上記期間中の毎週火曜日、金曜日
●配信回数
全22回
※最終回第22回は、「直前ポイント総まとめ」の内容といたします。
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●費用
1科目 5,000円 (全22回:税込)
2科目 10,000円 (全22回:税込)
3科目 15,000円 (全22回:税込)
※1科目から、お申込み可能です。

●下記の≪お申込記載事項≫にご記入の上、info@esdic-academy.jp 宛、メールにてお申込みください。

★ご入金後のご返金は、お受けできませんので、ご了承ください。

【重要:ご注意】
誠におそれいりますが、
<地・歴・常メール講座>の内容を
無断でブログなどへ転載したり、
他者へ転送することは、
固くお断りしておりますので、予めご了承ください。

≪お申込記載事項≫
・お申込内容:2016年度<地・歴・常メール講座>
・お名前:
・配信先メールアドレス:
 ★必ず、添付ファイル閲覧可能な環境でのメールアドレスをお知らせください。
 ★配信先メールアドレスは、1つとさせていただきます。
・ご住所:
・お電話番号(最もつながりやすい番号):
・お支払予定日(銀行振込にてお願いいたします。):必ずご記入ください。
・お申込科目: ご希望の科目に(○)をご記入ください。
・日本地理( )
・日本歴史( )
・一般常識( )

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【3】  毎回満席!次回7/3地理・歴史・一般常識対策:(東京)通学<地・歴・常セミナー>
★地理・歴史は残席あり!(1科目1回毎のお申込み可能)
2016年度 ズバリ予想出題ポイントを分かりやすく解説!
★活字だけでは得られない情報をご提供!

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次回7/3(東京開催)地理・歴史・一般常識対策:通学<地・歴・常セミナー>

●本セミナーは、科目別に、1回毎のお申込みが可能な為、
次回7/3は、地理・歴史に関しましては、あとわずかですが、お申込みいただけます。

【ご注意】
★事前のお申込手続きなしに、当日、突然のご来場は、何卒ご遠慮ください。
★ご入金確認をもちまして、お席を確保させていただきます。
★ご入金後のご返金は、お受けできませんので、ご了承ください。

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大きく傾向が変わった、2015年度地理・歴史・一般常識の問題分析により、
出題傾向を把握の上、基本的事項から2016年度予想内容までを
業界トップクラスの講師陣が、直接、分かりやすく解説いたします。

【よくあるご質問:メール講座との違いは?】

★メール講座との違いは、
ズバリ、活字(メールやプリント教材)だけでは得られない情報を
講師の授業解説にてご提供できることです。

★また、昨年度の本セミナーでは、授業中に、
度々、講師が受講生の方へ質問する形式で復習をしながら、
その日の重要ポイントは、その日の授業で、
覚えて帰っていただけるように授業を進め、
大変ご好評をいただきました。

★隔週授業の為、昨年は、北海道、九州からも、
全8回を通学していただけました。
今年も、ご遠方より、ご出席いただいております。

【日程・会場・時間数】
第1回 4月24日(日)終了
第2回 5月22日(日)終了
第3回 6月5日(日)終了
第4回 6月19日(日)終了
第5回 7月3日(日)
第6回 7月17日(日)
第7回 7月31日(日)
第8回 8月7日(日)

※途中からお申込みの場合、終了した授業のプリント教材は、
1回分1,360円(送料込)にてお申込みを受付けます。
但し、プリント教材のみの販売は、
1回以上ご出席の方を対象とさせていただきます。

会場:高円寺

2016年4月~8月:全8回
各科目1回2時間授業(1科目16時間: 2科目32時間:3科目48時間)
※1科目より受講可。東京のみ開催。

【1日の授業予定】
10:00~12:00 日本地理(2時間)
※昼食休憩 40分
12:40~14:40 一般常識(2時間)
※休憩 10分
14:50~16:50 日本歴史(2時間)

【講師】
・日本地理 小野講師
・一般常識 小野講師・永岡講師
・日本歴史 永岡講師

【教材】
各科目、1回毎のオリジナルプリント教材
・各科目ミニテスト・解答付。
・地理・歴史は、予想出題写真あり。

【費用】
1科目32,000円(全8回:16時間)⇒全8回お申込みの場合は、割引価格29,000円(教材費・税込)
2科目64,000円(全8回:32時間)⇒全8回お申込みの場合は、割引価格58,000円(教材費・税込)
3科目96,000円(全8回:48時間)⇒全8回お申込みの場合は、割引価格87,000円(教材費・税込)

★1科目、1回ずつ(4,000円:教材費・税込)のお申込みも可能です。

★途中からお申込みの場合は、
1科目の残り回数×4,000円(教材費・税込)が費用となります。

※途中からお申込みの場合、終了した授業のプリント教材は、
1回分1,360円(送料込)にてお申込みを受付けます。
但し、プリント教材のみの販売は、
1回以上ご出席の方を対象とさせていただきます。

※ご欠席の場合、当該授業のプリント教材をお送りいたします。

【お申込み】
下記の≪お申込記載事項≫をご記入の上、info@esdic-academy.jp 宛、メールにてお申込みください。

★ご入金確認をもちまして、お席を確保させていただきます。
★事前のお申込手続きなしに、当日、突然のご来場は、何卒ご遠慮ください。
★ご入金後のご返金は、お受けできませんので、ご了承ください。

≪お申込記載事項≫
・お申込内容:通学<地・歴・常セミナー>
・お名前:
・ご住所:
・お電話番号(最もつながりやすい番号):
・お支払予定日(銀行振込にてお願いいたします。)必ずご記入ください。:
・お申込内容: ご希望の内容をご記入ください。

●希望科目・希望日をご記入ください。
1科目1回4,000円
・希望科目(    )
・希望日(   )

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【4】  2016年度英語1次対策「通訳案内士試験対策講座」お申込受付中!
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●2016年度「通訳案内士試験対策講座」は、
英語1次対策(地理・歴史・常識・英語メール教材(受講生は無料)含む)総合講座です。

【2016年度「通訳案内士試験対策講座」の特長】

(1) 大きく出題傾向が変わった、2015年度問題の分析を基にした、
業界最高レベルの講師陣作成による、本試験と同形式の
全問新作オリジナルの実践式予想問題を徹底学習!
⇒1次試験ではもちろん、最終2次試験にも必須の、日本事象・文法力を最も効率よく習得!
(2)受講中、回数制限なしの<質問対応サポート>により、弱点を克服!
(3)学習の仕方や、教材以外の学習情報もメールでお届け!自宅学習でもしっかりサポート!
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安心して学習を始められる、とご好評をいただいております。

★本講座は、効率的であるのみならず、経済的にも、最もお得な総合講座です。

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本メルマガメニュー【2】の2016年度<地・歴・常メール講座>に、
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(理由その3)本講座受講生のみ無料で受講できるスクーリングは、
月1回通学<英語1次・2次対策「通訳・英作」セミナー>と同一です。
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通学2次セミナーと同形式の「通訳」「プレゼンテーション」授業を収録しております。

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★教材は、2次試験で出題が予想される重要項目を収録しております。

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「サイマル式逐次メモ」のサンプルを含め、補助資料も充実させました。

★教材お届け後、教材の使用方法・自宅学習方法を
お一人ずつ、お電話にて分かりやすくご説明いたします!

●通信版<英語2次セミナー>ご案内はこちら:
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【6】  ★2015年度英語1次既出問題解説!(全訳付)
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【2015年度英語1次試験解説】

●下記の一部、もしくは、全てを無断でコピー、転載することを固く禁じます。

■問題1
【1-1】(3 点)
〔解答〕
⑦ to—as far as—manmade—Besides
〔解説〕
(A)にはdedicated to A(A専用の)のtoが入る。
(B)にはas far as A be concerned(Aに関する限り)のas far as が入る。
as far as はその前の節とその後ろの節をつなぐ接続詞の働きをしている。
as long as は接続詞的に使われる場合は「〜の間」の意味となる。
(C) にはmanmade(人工の)が入る。
manmade が入る節の主語とbe 動詞は省略されているが、それらを補って節を書くとwhether it is wild or manmade となる。
そしてit はnature(自然)を指している。
nature を形容するのにdomestic(飼いならされた)とか、cultivated(栽培された)では意味が通らない。
(D) にはBesides(~に加え)が入る。
In addition to も入るが、⑤ は(C) にdomestic、⑥ は(C) にcultivated、(B) にas long as をあてているので、いずれも正解にはならない。

【1-2】(3 点)
〔解答〕
⑤ located
〔解説〕
nest は他動詞の意味では「~を巣に入れる」、すなわち「~を(心地よく)横たえる」の意味であるnestle に近い。
be nested なら「~に心地よく横たわっている」となる。
よってbe located(~に位置する)が最も近い意味を持ち、⑤のlocated が正解となる。

【1-3】(3 点)
〔解答〕
② sliding doors—outdoor baths—pocket gardens—hearth—hanging scroll
〔解説〕
空欄(1) に入るのはsliding doors なのかglass なのか。決め手となるものはない。
こういう場合、(2) 以降を検討するしかないが、(2) にもhot springs、outdoor bathsのいずれも入る。
(3) にもcourtyard でもpocket gardens でも入りそうだ。
もっともcourtyard は可算名詞だから、正しくはcourtyards だが。
(4) にはhearth(囲炉裏)が入る。
bonfire(かがり火)にやかんを乗せてお湯を沸かすのは無理。
(5) にはhanging scroll(掛け軸)が入り、lucky charm(お守り)は無理。

【1-4】( 6 点)
〔解答〕
③ 旅館は室内の装飾ではなく、周囲の自然を部屋の装飾の一部に組み込むことで季節感を演出している。
〔解説〕
③に該当する内容は本文にはない。
①は第1段落2~4行目(Travel magazines ~to play the main parts.)が該当する。
②は第1段落7~8行目(~ryokan look like the best places ~festivals and traditions in winter.)が該当する。
④は第3段落4~5行目(~on the dining table ~associated with the seasons.)が該当する。

〔全訳〕
旅館の多種多様な手段によって昔の日本の魅力が増しているように思えるかもしれないが、昔の日本には他の2つの要素が常に溶け込んでいる。旅行雑誌と旅行(主に温泉と旅館)専門の日本のテレビチャンネルの大半の番組は、自然とおもてなしが主な役割を果たしたので、それと同じイメージを明示することが多い。こうしたイメージはどのような働きをしているのか。第一に、旅館という話題は、雑誌の発行月に関する限り、明らかに季節を連想することは明白である。例えば、多くの雑誌は数多くの秋季、冬季、夏季号を旅館のために割いてきたが、春季号は旅館に言及することは通常ない。言い方を換えると、旅館は、紅葉、夏の涼しげな感じ、冬のいくつかの祭礼や伝統を堪能するには最高の場所であるように見える。第二に、えり抜きの旅館は同じ論説によってでいつも描写され、その論説は、オーナーや支配人のおもてなしを重視する。描写は常にとても個人好みで、いつも着物を着たオーナーの写真が入っていることが非常に多い。

過去を認識する点では、天然であろうと人工であろうと自然の圧倒的な存在感は、旅館の魅力においてとても重要な役割を果たしているので、見落とされることはあり得ない。ガラス障子を通した、周囲の自然(山腹、森林、川、山の小川、海辺)の壮観な眺めを売り物にする旅館もあれば、多くの温泉旅館がそうであるように、自然の懐に抱かれた旅館は、岩や低木や木々の間の露天風呂を売り物にしている。都心の旅館ですら、全室は小さな庭に面している。実際、著名な芸術家によって設計された庭園は、旅館のイメージの一部でもあり、旅館の歴史とつながっている。旅館の周囲に緑樹がなくても、緑樹は常に浴場の近くにあって、近くに植えられた緑樹をガラス障子を通して眺めながら、入浴を存分に楽しむことができる。

自然は環境の一部であるのみならず、季節が通り過ぎてゆくことに触れることによって、身近な存在なのである。寒暖の季節がはっきり区分けできることに基づいて、家具が入れ替えられ、寒い季節には入り口の囲炉裏に火が入り、お湯を沸かすためにやかんをその上に載せる。そして、暑い季節にはあらゆる手段を用い、さわやかさを一層高める。床の間には掛け軸と生け花が飾られ、食卓にあるいくつかの料理によって、季節を連想させる地元の食材や特産物を知ることができる。茶花(お茶会用の花)や生け花を活けることで、旅館経営者は自然を部屋の装飾の一部にする機会をたくさん持てるのである。花と枝は各部屋に力強い季節感を加えるために使われるのである。

■問題2
【2-1】( 1 点)
〔解答〕
⑤ as
〔解説〕
もしwhen、how、but ならば、そのあとは完璧な節が来ないといけないが、will be described below は完璧な節ではない。
また、what will be described below それ自体は名詞節だが、文中で何の働きもしていない。
一方、as はwill の直前にあるので、位置的に主語となっていて、その後にwill be described が来て、節となっている。
また、as の前も節であるが、節と節をつなぐ接続詞が欠けているので、ここでは主語であると同時に接続詞の働きを兼ねる関係代名詞as が正解になる。

【2-2】( 各 1 点)
〔解答〕
2番目 ④ became 7番目 ⑨ import 10番目 ② Asia
〔解説〕
すぐつなげられそうなのは、③ to と⑨ import である。
さらに、import の目的語は前後関係から、⑤のraw silk(生糸)である。
ヨーロッパで養蚕(silkworm rearing)が振るわなくなった(waned)ので、ヨーロッパは生糸をアジアから(⑥ from ②Asia)から輸入することが必要となった(④ became ⑧ necessary)のである。
全体としては、it ~to 不定詞構文である。
そして不定詞の意味上の主語の直前にはfor を付ければ、並べ替えは完了する。
選択肢を正しい順に並べると次のようになる。
⑦ it ④became ⑧ necessary ⑩ for ① the West ③ to ⑨ import ⑤ raw silk ⑥ from ② Asia

【2-3】( 各 1 点)
〔解答〕
1番目 ④ did 3番目 ① for 5番目 ③ textiles
〔解説〕
As A, so B(A と同様にB)の構文では、B の節は倒置を起こすのが原則である。
よってso の直後には④のdid(grew の代動詞)が来て、その後ろに主語が来る。
選択肢を正しい順に並べると次のようになる。
④ did ② demands ① for ⑤ silk ③ textiles となる。

【2-4】( 各 1 点)
〔解答〕
1番目 ③ these 5番目 ⑦ what 8番目 ⑧ important

〔解説〕
関係代名詞what は主語にも補語にもなり、make は第5文型にも使われる動詞である。
この基本が判っていないとこの問題はそもそも解くことはできない。
まず、主語だが、下線部が含まれる文の直前の文はThe characteristic feature at~となっている。
それを下線部の主語は受けるので、③のthese と⑨のcharacteristics を組み合わせることになる。
ただし、④のdefining か⑧のimportant のどちらかをcharacteristicsの前に置く必要がある。
★ここで文意を考えれば、defining を持ってくるべきである。
なぜなら養蚕というものをはっきり特徴づけている(defining)からである。
★そしてimportant はexamples の前に置くべきと考える。
なぜなら、これらの場所(these sites)は高級生糸の大量生産実現に貢献することになる養蚕と製糸における重要な手本(important examples)だからである。
what は上述したように主語にも補語にもなるが、ここでは②のare があるので、補語にする。
そして補語になるwhat は今度はそれが導く節の主語となって動詞を従えるのである。
これが先行詞を含む関係代名詞what の大きな特徴である。
そしてそのあとにはmake が来て、その目的語は①のthese sites であって、⑨のcharacteristics ではない。
下線部から右に外れたところの最初にof があるが、these sites of というのは成り立たないからだ。
選択肢を正しい順に並べると次のようになる。
③ these ④ defining ⑨ characteristics ② are ⑦ what ⑥ make ① these sites ⑧ important ⑤ examples

〔全訳〕
近代の絹産業は、生糸が手によって加工処理されていた紀元前約3千年頃に始まった歴史的な絹織物の生産に起源がある。織物用の糸を作るために使われる生糸は、桑の葉で飼育される成長した蚕が作る繭から、慎重な扱いを要する工程を通して得られた。ついには、産業革命のおかげで蒸気を動力とした糸繰り機械工場がフランスとイタリアに現れ、19世紀初頭にはヨーロッパ中に広まった。生糸の生産効率は高まり、それに従ってヨーロッパは絹生産の中心地となった。しかしながら、1850年代における蚕の大量飼育は微粒子病の蔓延を引き起こし、蚕の飼育は振るわなくなり、西洋がアジアから生糸を輸入することが必要になった。これが生糸生産における世界的な競争の始まりであった。

一方、18世紀の日本の生糸生産は、幕府の蚕飼育促進政策に従って、南西地方から中部、東北地方にまで広がった。19世紀までには、蚕の飼育と製糸で最も規模が大きい地方は、首都江戸に近い日本の中央部にできた。江戸時代、商品経済が発達するにつれ、絹織物の需要も増加した。繭と生糸の生産数は年々増加し、群馬県は養蚕と、それに関連する技術革新の中心地の一つであった。

そうした歴史的背景の下で、日本は国際経済社会の一員となった。ヨーロッパの活発な需要が引き金となり、生糸は日本最大の輸出品になった。その結果、下で述べるように、日本の養蚕業と製糸業は、世界の絹産業の発展に主導的な役割を果たすようになった。

1872年、高級生糸の生産量を増大させようとして、明治新政府は富岡製糸場を設け、近代的な科学技術と工場制度を西洋から導入した模範工場とした。近代の入り口にさしかかっていた日本の様々な産業にとって、富岡製糸場は優れた見本であった。それと同時に、養蚕の分野における以下の民間の施設によってなされた発展は、安定した繭の生産を実現した。田島弥平養蚕場の特色は、通風に重点を置いた蚕室がある革新的な構造であった。高山社養蚕教場における特色は、通風のよい蚕室の構造に改良を加えたものであった。それには火鉢を使って温度と湿度の管理をする熱源方式が含まれる。その結果、養蚕を教えるいくつかの研究所が設立されただけではなかった。養蚕の標準的な方法も確立したのである。さらに、荒船風穴の特色は、自然の冷風を利用する近代的な蚕種貯蔵施設が機能的な構造になっていることであった。確かに、これらの明瞭な特徴によって、こうした場所は養蚕と製糸における国際交流と技術革新の重要な手本になっている。そしてそのことは高級生糸の大量生産実現に貢献したのである。

■問題3
【3-1】(5点)
〔解答〕
⑤ 仏教が「生活のしかた」だというのには心から賛成するが、キリスト教やユダヤ教、イスラム教やヒンズー教も実際には同じではないのか。
〔解説〕
下線部(1) の英文に最も忠実な和訳は、「仏教が一つの生活様式であることは心から同意するが、仏教はキリスト教、ユダヤ教、イスラム教、ヒンズー教と比べて、それ以上でもなければそれ以下でもない」となる。
この和訳に最も近いのは⑤であり、⑤が正解。

★ wholeheartedly「心から」、agree that ~「~に同意する/~を認める」、no more or less than ~「~以上でもなければ~以下でもない/~と同様である」

①は、「まったくそうではない」という部分が不適切。
②は、「多少ともそういう面があるべき」という部分が不適切。
③は、「いくらかそういったものを否定している」という部分が不適切。
④は、「まあまあそういう面を持つ程度のことすら持っていない」という部分が不適切。

【3-2】(5点)
〔解答〕
③ 基本的にどの宗教も、私たちすべてが生まれた肉体的にも道徳的にも危なっかしい世界をどう生き抜いていくかを、人々に教えるものではないのだろうか。
〔解説〕
下線部(2) の英文に最も忠実な和訳は、「基本的にどんな宗教が、私たちが生まれた肉体的にも道徳的にも危なっかしい世界をどのようにうまく切り抜けていくのかを人々に教えないというのか。いや、どの宗教もそういうことを人々に教えるものなのである」となる。この和訳に最も近いのは③であり、③が正解。

★ What religion 以下は普通の疑問文ではなくて、反語表現であることに注意。
★授与動詞teach は、前置詞about の目的語なので、teaching という動名詞になっている。
people はteaching の間接目的語、how to ~は、teaching の直接目的語になっている。
★ into which we have all been born は関係代名詞節で、which の先行詞はthe physically and morally perilous world である。
★ navigate through ~「~をうまく切り抜ける」

①は、「人々に教えるものなのだろうか」と単なる疑問文になっているので不適切。
②は「教えようとはしないものなのではないだろうか」という部分が不適切。
④、⑤は、「~なところへ進むことを教えてくれる」という部分が不適切。
何故なら、into which we have all been born という関係代名詞節を先行詞のworld を修飾するように和訳しておらず、あたかもnavigate into which we have all been born であるかのように、完全な構文間違いで和訳している。
⑤は更に、「を教えてくれるものとはいえないのではないか」と、誤訳している。
下線部(2) の結論は「どの宗教も教えるものである」ということである。選択肢②と⑤は結論が真逆になっている。

【3-3】( 5点)
〔解答〕
② 仏教でその語は純粋に肯定的なものであるのに対して、英語では「無」という語は否定的な含みを持つもので、そもそも正気な人ならいったい誰がそんな状態になろうとするのかといったようなものだ。
〔解説〕
下線部 (3) の英文に最も忠実な和訳は、「仏教において、その語は純粋に肯定的なものであるのに対して、英語においては「無」という言葉は非常に否定的な含みを持つものなので、そもそも正気な人ならいったい誰がそのような状態になろうと切望するで
あろうか。いや、そんなことを切望する人などいない」となる。
この和訳に最も近いのは②であり、②が正解。

★従属接続詞While に導かれる節は、purely positive までである。
in English 以降が主文である。
★「such ~ that- 節」のthat- 節はwho で始まる疑問文になっているが、普通の疑問文ではなくて、反語表現である。
だから「誰が~しようか。いや、~する人は誰もいない」という意味になる。
★ who in her right mind はwho that is in her right mind のこと。
関係代名詞that の先行詞は疑問詞のwho である。
that is は省略されているが、「形容詞、分詞、前置詞句などの前の『関係代名詞+be』はよく省略される」ということを思い出そう。
★ connotation「言外の意味/含蓄」
★ aspire to ~「~を切望する」
★ in the first place「そもそも」

①は、who を修飾するのは、関係代名詞節に相当する(that is) in her right mind の部分だけであるのに、あたかもaspire to such a state の部分もwho を修飾するように誤訳している。
また、in the first placeを「最初に」と誤訳している。
選択肢①は、「最初にその状態になろうと正気な人なら」の部分が不適切である。
③はまず、whileを「あいだに」と誤訳している。
また、aspire to の目的語は英語ではsuch a state なのに、③は、「~な人は誰だったのかを」というように、who 以下がaspire の目的語であるかのように誤訳している。
④は、「最初にそんな状態になりたがることがあるかもしれないという否定的含み」の部分が誤りである。
あたかも、who aspire to such a state in the first place がconnotation と同格であるかのような訳になっている。
Who 以下は、such ~ that- 節における、that- 節の中の主文であるから、そのような訳にしなければならない。
⑤も、that who in her right mind would aspire to such a state in the first place があたかも、a negative connotation の同格のように訳している。

★英文の正しい日本語訳は、SVOCや、修飾・被修飾の関係、その他の英文の構造、構文をきちんと表すものでなければならない。
ここがいい加減だと、誤訳になってしまうので注意。

〔全訳〕
高野山は、実際には、標高800メートルの山頂の平坦部の中心にある壇上伽藍の周りに、きちんと配置された百を超える個々の寺院からなる一つの町なのである。配置全体は、大きな8つの花弁の蓮の花が朝霧の中で開いているのを暗示している。私は、2000年以降ヨーロッパやアメリカで、仏教に対する見解が私を驚かせ続ける多くの人々に出会ってきたことを思い出す。彼らは普通、「宗教」という言葉を避けて、代わりに、仏教は「霊性」であるとか「生活様式」であり、あたかもその方が何かしら優れているかのように主張するのだ。

仏教が一つの生活様式であることは心から同意するが、仏教はキリスト教、ユダヤ教、イスラム教、ヒンズー教と比べて、それ以上でもなければそれ以下でもない。基本的にどんな宗教であっても、私たちが生まれた肉体的にも道徳的にも危なっかしい世界をどのようにうまく切り抜けていくのかを人々に教えないというものがあろうか。いや、どんな宗教でもそういうことを人々に教えるものなのである。重要な点は、仏教にもまた、天国と地獄があり、複雑な儀式があり、仏教の困難な企てにとって「悟り」と同じくらい不可欠なものに関して様々な信仰を持つ多様な宗派があり、入念に組み立てられた神学体系がある、ということである。瞑想やヨガ的な修行は仏教全体の一部であるのみならず、日本では少なくとも学問僧と修行層の間には根本的な相違と同様に、階級や階層制度が存在するのである。特に仏教国以外の国で、仏教を理解しようとする際の問題の一つは、基本的には言語的なものである。翻訳が私たちを誤った方向に導き、困惑させ続けるのである。私にとって最もいらいらさせるものは、いつも、純粋に潜在力のある状態への突破口、あるいは啓蒙を表すために「無」という言葉を用いることである。

仏教において「無」という言葉が純粋に肯定的なものであるのに対して、英語においてはその言葉は非常に否定的な含みを持つものなので、そもそも正気な人ならいったい誰がそのような状態になろうと切望するというのであろうか。いや、そのような状態になることを切望する人などいないのである。

■問題4 
【4-1】(6点)
〔解答〕
② In Japan, people take off their shoes when they enter a house.
〔解説〕
①は、you enter into a house の部分が誤り。
enter は「(場所)に入る」という意味では他動詞なので、後ろには前置詞は来ないで、目的語として名詞が来る。
when you enter a house とし、get off をtake off にすれば正しい英文になる。
③は、before in a house が誤り。
before は前置詞もしくは接続詞である。
before を前置詞として使用して、before entering a house、もしくは、before を接続詞として使用して、before you enter a house とすれば、正しい英文になる。
④は、It is a habit の部分が誤り。
habit は「人の習性」という意味で用いられる。
It is customary in Japan to ~とすれば、正しい英文になる。
ちなみに、enter a house = go into a house である。

【4-2】(6点)
〔解答〕
④ Thanks to the New Hokuriku Line, the people in Kanazawa and Toyama can now go to Tokyo and back in one day easily.
〔解説〕
①は、make a one day trip が間違い。
day trip という一つの名詞の前に、a とone を一緒に使用してはいけない。
また、「東京まで」という日本語に相当する英語がない。
The New Hokuriku Line enabled the people in Kanazawa and Toyama to take a day trip to Tokyo easily. とすれば、問題の日本語の意味を表す正しい英語になる。
ちなみに、make a day trip to Tokyo としても間違いではないが、take a trip は観光旅行に、make a trip は仕事の旅行や出張旅行に主に用いられる。
②は、ticket は普通名詞であるから、冠詞が必要である。
one-day ticket のone はday にのみかかるのであり、ticket につける冠詞がない。
それで、one-day ticket の前に a を入れると英語としては正しくなるが、「1日乗車券を使用すること」は必ずしも「日帰り旅行をすること」を直接には表さない。
The New Hokuriku Line made it possible for people in Kanazawa and Toyama to get to Tokyo and back in a day easily. とすれば、問題の日本語の意味を表す正しい英語になる。
③は、from Tokyo をto Tokyo に変えれば、英語としては正しくなるが、②と同様、必ずしも「日帰り旅行をすること」を直接には表さない。
④のように表現すれば、問題の日本語の意味を表す正しい英語になる。
ちなみに、go to ~ and back in one day = get to ~ and back in a day である。
また、「物のおかげで人はV~できる」と表現したい場合、物 make(s) it possible for 人 to V ~、物 enable(s) 人 to V ~という2つの重要な無生物主語構文をすぐに思い出したいものである。

【4-3】(6点)
〔解答〕
① Tokyo Disney Land is only a one-hour drive by bus from Narita Airport, but when the traffic is heavy, you will be exhausted before you get there.
〔解説〕
②は、be tired of の部分がまずい。
be tired of ~は、「~に飽きた/〜にうんざりした/~に退屈した」という意味。
「~に疲れる/〜に疲れている」という時には、be tired from ~やbe tired with ~を用いる。
③は、if- 節の中のthe traffic is so bad は必ずしも「渋滞」とは限らない。
if the traffic is heavy とすれば正解。
④は、but の後ろの because をif に変えれば正解。
ちなみに、a one-hour drive by bus という表現や、It takes (人) X 時間 to V ~「Vするのに(人には)X 時間かかる」といった表現はよく使用される表現なので、いつでも使えるようにしてほしいものである。

【4-4】(6点)
〔解答〕
③ Here we are at Himeji Castle, also called White Heron Castle. This is because the castle has white walls and looks like a white bird flying into the sky with its wings spread wide.
〔解説〕
①は、Welcome to が与えられた日本語と合致しない。
Welcome to ~は、現地の人が「ようこそ~へ」という意味で使用される。
随行しているガイドが「さあ、~に着きましたよ」と言う時には、Here we are at ~が用いられる。
②も、Welcome to ~が与えられた日本語と合致しない。
また、called の後ろの目的格補語の部分に前置詞の as が使用されていることもまずい。
④も、called の後ろの目的格補語の部分に前置詞のas が使用されているので間違いである。
また、第2文は、従属接続詞のbecause に導かれる従属節しかない形になっているが、通常これは間違いである。
because に導かれる従属節は、主文とともに用いられるのが普通である。
ちなみに、③に関してであるが、also calledの前にはwhich is が省略されている。
「形容詞、分詞、前置詞句などの前の『関係代名詞+be』はよく省略される」ということを思い出してもらいたい。
第2文の This is because ~のThis が受けるのは、Here we are at Himeji Castle ではなくて、which is also called White Heron Castle(姫路城はまた白鷺城とも呼ばれている)の部分であることに注意。

【4-5】(6点)
〔解答〕
① It takes only about one hour from Shinjuku by train to get to Mount Takao. It is not too high-just about 600 meters in altitude. You can take a cable car or chair lift halfway to the top.
〔解説〕
②は、You can take a cable car or chair lift halfway の意味は、「中腹でケーブルカーやリフトに乗れる」という意味であり、問題の日本語の意味と異なる。
③、④に共通して言えることであるが、until の後ろには、それが前置詞として使用される場合、通常、時間を表す名詞が来る。
場所を表しているhalfway は前置詞until の目的語として来ることができない。

■問題5
【5-1】(5点)
〔解答〕
② This is a famous tourist spot in Kanagawa prefecture. Initially the stature was housed in a large building, but this was washed away by flood twice.
〔解説〕
この問題を解くためには、写真を見た時に露座の大仏である「鎌倉大仏」だと見抜かねばならない。
「鎌倉大仏」の本殿は、通説では津波に流されたとされている。
従って、②が正解。
ちなみに、①の「二拝二拍手一拝」は神社での拝礼の際に行われる。

【5-2】(5点)
〔解答〕
⑤ This is Rainbow Bridge in Tokyo, which features a stretched and beautiful shape like a rainbow over Tokyo Bay as its name suggests. While drivers can enjoy the beautiful scenery of Tokyo’s waterfront area and the night scene, people can cross the bridge on the walkways open to the public for free.
〔解説〕
この問題では、この写真の橋が「日本橋」なのか、「明石海峡大橋」なのか、「青森ベイブリッジ」なのか、「瀬戸大橋」なのか、「レインボーブリッジ」なのかを判断しなければならない。
まず、常識的に「日本橋」ではなかろう。
写真の左端を見ると、高層ビルがいくつかある。
「明石海峡大橋」、「瀬戸大橋」、「青森ベイブリッジ」のたもとにこんな高層ビルはあり得ない。
従って、⑤が正解。

【5-3】(5点)
〔解答〕
③ In Medieval Japan, a monk’s hermitage had a 4.5-mat space, and this developed into a tea room called a rustic hut. It has a sunken hearth to have the meaning, ‘just as a person derives energy from food, a dwelling derives energy from fire.’
〔解説〕
庵とは、中世、浮世離れした僧侶などが用いた質素な佇まいの小さな家のことである。
これが後の侘び茶用の茶室に発展する。
また、気をつけたいことは、「庵」を「囲炉裏」と間違わないことである。
「囲炉裏」に相当する英語はhearth であるが、庵はhearthではない。
従って、③が正解である。

【5-4】(5点)
〔解答〕
② It is an aesthetic ideal describing an ambiance of mystery, darkness, depth, elegance, ambiguity, calm, transience, and sadness. The quality of this ideal is sought in noh, and Izutsu, Hagoromo, and Yuya are said to express it most clearly.
〔解説〕
幽玄とは「趣が深く、計り知れなく、高尚で優美であり、ほのかでどちらともとれ、はっきり表せない感覚的な境地」であり、「ものさびた閑寂な余情」をも指した。
以上を近い意味の英語で表せば、deep であり、mysterious であり、elegant であり、ambiguous, であり、calm でありsad である。
また、この幽玄という美的概念は和歌、連歌以外では、特に能楽の「静寂で枯淡な風情」を表す時に用いられるようになった。
従って、②が正解である。
①の源氏物語は「もののあはれ」を表している。
③は「さび」である。
④は「わび」を表している。
⑤は「洒落本」のことを言っている。

【5-5】(5点)
〔解答〕
⑤ It is one of the Japanese martial arts for pure self-defense derived from the traditional weaponless fighting techniques which use immobilizing holds and twisting throws. It uses an attacker’s own momentum and strength against him.
〔解説〕
合気道の特徴は関節技にある。
従って、twisting throws のある⑤が合気道の説明として正しい。
①は忍術、②は剣道、③は空手、④は柔道である。

【5-6】(5点)
〔解答〕
④ It is hand-woven fabric made from yarns of uneven thickness, manually spun from floss silk, used mainly for traditional Japanese clothing. The best-known varieties are Oshima and Yuki.
〔解説〕
紬とは蚕の繭から糸を取り出し、より、あるいは、ひねりをかけて丈夫な糸に仕上げて織った伝統的な絹織物のことである。
奄美大島の特産品である大島紬、茨城県の特産品である結城紬は有名である。
従って、④が正解。
①は「琉球紅型」の説明である。
②は「友禅染」の説明である。
③は「絞り染め」のことである。
⑤は「絣(かすり)」のことである。
久留米絣は特に有名。
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