先日から秋のドルチェを試作しています。
スタートはホワイトチョコレートのババロアから↓
これを秋バージョンにしたいなぁと思い、マロンクリームをあわせて見ました。
う~ん。おいしくないわけではないのだけれど、何と言うかのっぺりした味。
入れないほうがおいしいのなら季節感のためだけに入れる意味ないし・・・。
試食をしながら考えたのが、ビスケット生地を下にひくことでした。
間にはさむスポンジも、ココアスポンジだとマロンの味より目だってしまうので
チョコレートを溶かした優しい甘さのスポンジにして、
枚数も一段にして・・・・と考えたのがこれ↓
味はなんとなくイメージしたものに近づいているのだけれど、
それぞれのパーツのバランスがもっと良くなるはず。
おいしいのだけれど、もうひと息。
またまた試食をしながら考えました。
ビスケット生地とチョコスポンジの間に塗るのは生クリームではなくて
マロンクリームにして、
スポンジに染み込ませるシロップにチョコレートリキュールを使ってみよう!
それがこれです↓
型を変えることで各パーツのバランスがいい具合になりました。
うん、おいしいぞ
やっとお目見えできそうです。
『マロンとホワイトチョコレートのタルト』
あとは完成品の仕上げと、まだ扱い慣れてない新しいデジカメの接続
スタートのホワイトチョコのババロアも、もともとのレシピはキルシュを効かせた
スイートチョコレートのババロアケーキで、これを徐々に変化させたものでした。
天才ひらめき型ではないので、
次々と新しいドルチェを生み出すことは難しいのですが
こうして時間をかけて少しずつ自分の味が増えていく・・・。
これも私らしくていいのかな、と思います。
口に入れた瞬間の感じ、甘さやあとくち、のど越しなどなど
どうしても食べながら考えるので試食が少々大変ですが
今年生まれたのはチョコとキャラメルのケーキに続いて2品目ですね。
あ、ティラミスもひそかにマイナーチェンジしたのでした。
どうぞご賞味くださいませ。