心の学校・佐藤康行の『真我の実践・サンタ営業の実践』日誌…『ひよこ』から『にわとり』への道

うつに苦しみ社会離脱した人間が真我(=本当の自分)に目覚め、サンタ営業実践の日々と開発者・佐藤康行の言霊を紹介します。

【第188回】自分がお客様になると、営業マンがサンタになる。②

2018-07-03 11:01:03 | 日記

前回に続きます。

これは、本当によく起きる出来事なのですが、

私がお客様として、他社の競合施設に見学に行くと

案内してくれた他社の営業マンが、サンタになることが凄く多いです。

あえて言うと他社の営業マンが、サンタ営業マンに変身していく感じです。

恐らく、かれこれ、近隣の競合施設を10施設ぐらい見学にいっていますが、

ほぼ100%、私を接客してくれる営業マンは、サンタの営業マンになってくれます。

私自身も、今すぐではないにせよ、いずれはその施設、その商品を買おうとも思っており、

本当にお客様として見学に行っています。

先日も、ある競合施設を見学に行きました。

その時接客してくれた営業マンは、いかにもその業界にはありがちな、少し強面の男性でした。

厳しい業界の中で、一匹狼で生き抜いてきた力強さ、押しの強い営業マンというのが第一印象でした。

その営業マンが、館内を案内してくれます。

非常に口数の多い営業マンでした。

こちらの状況を聞きもせずに、各箇所ごとに自分が用意していた営業トークをしゃべりまくります。

私は、じっとその営業マンの言葉に耳を傾けることにしました。

心を静かにして、営業マンの表情をみながら、営業マンの言葉に耳を傾けていると、

一見強面で、押しの強い、自分の思いを押し付けている営業マンだと思っていた私の認識が、変わってきたのです。

営業マンの心の声に耳を傾けていると、

この営業マンは非常に業界経験の長い方で、色々なお客様をお手伝いしてきた経験をお持ちで、

さらにご自分の仕事を天職として打ち込んでこられた経験に基づいて、

本当に私がいい選択ができるよう、色々な例を出して一生懸命話をしてくださっていることが見えてきたのです。

もちろん、その時は、佐藤学長の提唱されている言霊である『真我の実践』を心の中で唱えながら、営業マンの話に聞き入っていました。

『真我の実践』と言う言葉を唱えながら、相手の話をひたすら聞き続けるというワークが、真我体道にありますが、これはすごい効果があります。

自分が何か言いたくなっても、ひたすら『真我の実践』と唱え続けながら、相手の話を聞き続ける。

そうすると、相手の姿が次第に、三日月から満月が浮かび上がってくるように感じます。

営業マンの、まくしたてるような営業のペースに、自分から乗っかって、その方の話を、『真我の実践』を唱えながら、聞かせて頂きました。

そうしているうちに、営業マンの方の、表情や言葉遣いには表現しきれない、その方の心の内にある一生懸命さ、真面目さ、優しさを、私が感じられるようになってきました。

そして、営業マンの方と私の心の歯車が合ってきました。

会話も、自然な会話になりました。

お互い笑いがあったり、とても楽しい会話になっていきました。

すでに、営業マンとお客様の垣根は無くなっていました。

営業マンの方は、他のお客様には話をしないような話をしてくれたり、

他のお客様には渡さないようなパンフレットをくれたりしました。

そして、豊富な経験から、私の質問にも全て、業界の裏事情も含めて、誠実に適格に答えてくださいました。

そして話は、商品の話をしつつ、営業マンの方の生い立ちや、仕事の話、職場の話になり、

最後はお互いが大好きなラーメン屋の話になり、

あそこが美味しいとか、ここは行った方いいですよとか、そんな話になりました。

そして近くのとっておきのラーメン屋を紹介して頂き、私は、その足で、そのラーメン屋に向い、とても美味しいラーメンに巡り合うことができました。

営業マンの方の、心根の優しさと誠実さにふれることができた私は、ここを買うのもいいなと、本気で思いました。

単にモノを売る買うだけではない。

袖振り合うも他生の縁、といいますが、

袖振り合う縁に感謝し合える、営業マンとお客様の関係を超えた、

人間としての出会いの喜びを味わえるサンタ営業は、

本当に素晴らしいと思います。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 


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