仙台街探(まちたん)プラス

仙台のグルメ・カフェ・イベント・etc.街の話題をご紹介。プラス岩手、山形、福島の街ネタも。

うれし楽し「古民家 道中庵deひなまつり」展で雛飾りと手作り品との出会い。

2024年03月01日 | 街角ぶらり

太白区大野田の「道中庵」では、所蔵の道具雛や一般市民所蔵の雛人形飾りと共に、手作り品の展示販売などイベント盛りだくさんのうれし楽し「古民家 道中庵deひなまつり」が開催されています。

主催は、粋々まちなかプロジェクト。人とまちの繋がりを大切にして、

仙台のまちの新しい魅力を発信している市民活動グループです。

粋々まちなかプロジェクト (imachinaka.com)

昨年の秋に続いてこの春、ひなまつりの3月1日(金)~3月4日(月)までの開催です。

大野田にある古民家「道中庵」は、道中庵ユースホステルとしては、フランス版ミシュランにも掲載されたことがあり、国内はもとより、海外での評価も高い名宿として知られていた古民家の宿で、平成3年仙台市都市景観賞を受賞しています。2019年10月末、惜しまれつつもその41年の歴史に静かに幕を降しました。

会場の「道中庵」は堂々とした木造2階建。

今日は日差しもあり、寒さが幾分和らぎました。

メインは、雛人形、道中庵所蔵の段飾り、堤人形、キャラクター雛人形などなど。手作りマーケット出店の展示・ショップは、前回同様にちりめん細工、和小物、和雑貨、七宝焼、古布バッグ、藍染め、草木染など10店舗ほどでしょうか。

篠笛の奏楽でお出迎えです。

素晴らしい道具雛です。

様々な雛人形です。

右端の布製のペン・スマホ、リモコン入れは使えそうでした。

細かい手作業の数々、女性でないとここまでできないですね。

古い着物、布などを再利用したコートやバッグなどアイデア満載で見ていて感心します。

本格的な藍染め展示されています。

手芸用の畳のヘリとそれを活用した小物類の出来具合にビックリです。

やはりひな壇飾りは、華やかになります。

手前の竹細工も見事でした。

曜日を変えて手作りサロンの催しや、郷土史家の菅野正道さんの講演「名取川から見る仙台の歴史」も予定されています。お茶やお菓子も付いて、仙台弁でいう”お茶っこ”しながら和(なごみ)の時間が過ごせそうです。

撮影したのはほんの一部、見るだけでも楽しいアート展、気に入った1点物があれば、

いい出会いかもしれません。

駐車場には10台ほどOK (入場無料)

3月4日(月)10:00~15:00まで。

「道中庵」 仙台市太白区大野田2丁目3-7

 

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仙台レコード展vol.2「1980年代のレコードと仙台の喫茶店文化を歩く」に行ってきました。

2024年02月25日 | 街角ぶらり

日立システムズホールで、仙台レコード展vol.2「1980年代のレコードと仙台の喫茶店文化を歩く」が昨年に続き2回目の開催です。80年代のレコードや仙台市内中心部の喫茶店のマッチとマップの展示です。11時過ぎに入場、最初はパラパラでしたが、昼過ぎからどんどん入場者がやってきます。

入口は、アイドル系のシングルレコードです。

時代を懐かしみ、あれこれ談義が始まります。

ここでまず立ち止まりじっくり。

左手には、大きなジャケットの洋楽中心のLPレコード、壁にかかると結構圧巻です。レコード、プレイヤーをリアルに知らない世代には、やわらかい音色が新鮮なようで、リバイバルブームになっています。

ジャケットも部屋のオブジェにもなっていますよね。

CDや音楽配信もない時代、音楽情報と言えば、喫茶店でかかるレコードとラジオの音楽番組でした。仙台中心部の一番町や中央通りには、数多くの喫茶店がありましたね。

喫茶店というように、たばこ喫煙も前提なので、どこでもマッチがありました。

当時の喫茶店のマップともに、収集された店のマッチがセットされています。

会場のあちらこちらで、あの店この店についての思い出談義が尽きません。

この日は、純喫茶「星港夜(シンガポールナイト)」店主の齋藤匠さんと喫茶店愛好家の松浦彩子さんのスペシャルトークイベントもあり、お二人の喫茶文化に対しての熱い思いと、知っているようで実は初めて聞くような話もあり、久方ぶりの楽しい時間を過ごすことができました。

純喫茶「星港夜(シンガポールナイト)」は、一度は閉店も考えたこともあるそうですが、美味しい珈琲とユニークな店主齋藤さんとの出会いを楽しみに、是非上杉へ。

仙台市青葉区上杉1丁目12−1 営業時間は要確認  TEL 022-222-2926

壁一面に80年代の喫茶店の分布図と現存するマッチが符号して展示、懐かしい記憶が蘇ります。
画像は加工していますので、是非会場で確認してください。

頑張って現在も営業している喫茶店の分布ですが、28店舗ほど、全部回ってみたいですね。

会場限定で販売されていた小冊子「仙台の喫茶店文化史」には、思い出談話や展示されていたマッチの拡大写真などが掲載され、売り切れ必死です。

企画展は、3月3日(日)まで。(入場無料です)

 

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「へくり沢」と「四谷用水」② 交差する「春日神社」周辺からへくり沢の源流まで”街探”

2024年02月21日 | 街角ぶらり

「ブラタモリ」でタモリが仙台を訪れた際に、注目された「へくり沢」と「四谷用水」。広瀬川にそそぐ「へくり沢」の終点から、源流のJR東北福祉大学前付近まで歩きました。前回は、「へくり沢」と「四谷用水」が交差する「春日神社」までをご紹介、今回は、「春日神社」から、JR仙山線東北福祉大学駅の北側にある「へくり沢」の源流付近まで”街探”します。

春日神社門前です。近くに、「瀬田谷不動尊」があり、仙台城築城の石工たちの守り神でした。すずめ踊りの発祥ともいわれています。

 

案内板が「へくり沢」と「四谷用水」が交差する場所に設置されています。

「へくり沢」と「四谷用水」の掛樋のイメージ図ですが、当然木製、数年ごとに架け替えたのでしょうか。

暗渠となった「へくり沢」の上が散歩道となっています。

沢は、住宅街をぬうようにして、下水道として利用されています。

下水道化される前は、水辺で沢蟹が取れたので、別名「蟹子沢」とも呼ばれていました。

赤い舗装で覆われ通称「あか道」と呼ばれ、歩行者専用道路となりました。

散歩やランニングする人とすれ違います。こういう路があるんですね。

路は、半子町に抜け、壽徳寺門前から北に向かいます。

半子町通りを北上します。

JR東北福祉大学前駅の手前、左手から坂を上ると、JR仙山線の踏切があります

かつては、この道は「芋沢街道」と呼ばれ貝が森団地方面に抜けていました。へくり沢はこの道沿いを流れ、踏切の北側が二ノ坂と呼ばれ、源流付近とみられています。

案内板に関心を持つ方が増えるといいですね。

次回、”縦のへくり沢”から”横の四谷用水”を歩いてみます。

 

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大河ドラマ「光る君へ」に登場かも?光源氏のモデルの1人「藤原実方朝臣」の墓所が名取にありました!!

2024年02月18日 | 街角ぶらり

今年の大河ドラマ「光る君へ」は、源氏物語の作者 紫式部の生涯をつづる平安絵巻ドラマです。戦国時代物とはまた違い、宮中のドロドロした展開がまた面白そうです。ところで、源氏物語の中の光源氏には、複数のモデルがいたとされています。その中の1人が「中将藤原実方朝臣」といわれています。県道39号線、名取の山裾にその墓所があります。この看板を見たことがありませんか。

掲示板に墓所の説明が掲示されています。

県道から70~80mほど行くとこのコンクリートの橋があります。※駐車場は、さらに10m先に5台分ほどあります。

細い田舎道を進みます。

実は江戸時代、松尾芭蕉もこの地を訪ねようとしましたが、手前で断念、句碑が建てられました。

歴史の表舞台から忘れ去られたような鬱蒼とした竹藪の道を進みます。

たどりついた先に、「中将藤原実方朝臣」の墓所がありました。かつては、五輪塔もあったようですが・・・。

西行法師はここまで来ています、その時呼んだ歌碑です。

どなたが手向けたか、一対の菊の花が寂しげでもあります。

墓の一部でしょうか、かなり欠けています。

案内板によると、藤原実方は、宮中で左近衛中将という役目を担った一方、美形でかつ和歌の才能にも秀でていましたが、宮中内のトラブルで陸奥の国司を命じられます。

阿古耶(出羽国)の松を訪ねた帰り、この墓所から1Kmほど南にある佐倍乃(さえの)神社付近で落馬、そのときの怪我がもとで亡くなります。

佐倍乃(さえの)神社について詳しくは 宮城県神社庁 (miyagi-jinjacho.or.jp)

 

西行法師の歌に因むすすきが植えられています。

また駐車場の先には、鞍掛け石があり、ここにもまた伝説があります。

県道39号線は、かつての東街道といわれていて、様々な歴史と伝承が入り混じる奥深さを感じます。仙台・伊達藩の歴史を深堀するためにも、名取周辺をもっと”街探”していきます。

後日、佐倍乃(さえの)神社に参拝したブログは こちらへ

 

 

 

 

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「仙台散歩」15㎞ 仙台緑彩館から勾当台公園、榴ヶ岡公園そして柳町大日如来目指して2万歩。

2024年02月16日 | 街角ぶらり

冬の晴天、外は大変寒いですが、空気が澄んで気持ちがいいです。こういう時は、街を歩いて運動したほうがいいのではということで、2万歩約15㎞ほど歩きました。”街探”したコースを振り返ります。

「仙台緑彩館」に車を止め、仙台大橋を渡ります。

「源吾茶屋」のメニューを確認しつつ、東北大学病院向かいの「cafe de MOU (カフェ ド ムー)」へランチに向かいます。

昼食後、支倉町から横に移動し、北三番丁公園で17番辻標「北三番丁/細横丁」を確認して勾当台公園に向かいます。

12時半頃、勾当台公園に着きました。公園の南に、人が集まっているので何かの集会かと思いましたが、

皆さん背を向けて、距離を取りながらたばこを吸っています。異様な光景に見えますが、”タバコ吸う族”の皆さんには、貴重なエリアのようです。

ここから東三番丁通を抜けて、広瀬通に出て真っすぐ仙台駅北側(旧X橋)跨線橋を越えて、榴ヶ岡公園を目指します。

婦人会館の前、榴ヶ岡公園北西角に61番辻標「榴ヶ岡/二十人町」を発見。

名勝「榴ヶ岡」の石碑も発見、榴ヶ岡公園内を廻ります。

仙台市歴史民俗資料館で「なつかし仙台5」企画展をじっくり見学です。

 

仙台市では、芸術性豊かな彫刻のあるまちを目指し、市内のいたるところにブロンズ彫刻が設置されています。

池田宗弘作「旅人(羊飼い)」です。

この日は、グランドには雪がまだ残っていました。

佐藤忠良作「ブーツの娘」です。

公園を下り、仙台駅を目指す途中、和光神社が見えます。伊達政宗の足軽鉄砲隊が戦勝を祈願・勧請した歴史があり、地域の守り神社になっています。

アンティーク雑貨カフェ 「TiTi(ティティ)」で一休みです。

金神大明神(かなかみ)は、何と岩沼の「金蛇水神社」”かなへび”さんの分霊社でした。

駅東交流センターの入り口には、仙台駅東地域の新旧地名の表示板が設置されていました。

仙台駅東地区の変貌ぶりには驚くばかり、神社仏閣、そしてこのような表示板は大事ですね。

仙台駅を西に向かい、青葉通りから仙台緑彩館にもどります。その後車で移動、柳町周辺の駐車場に止め、やっと今日のメインダイニング「おでんこうぞう」に到着です。

万歩計で約2万歩、14~15㎞位歩いた計算です。仙台大橋や榴ヶ岡公園入口では、緩やかな勾配はありますが、ほぼ平坦です。仙台市内、結構あちこち歩いていけると確信し、またいろいろなコースにチャレンジしてみます。

 

 

 

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