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仙台城下町”辻標”八十八か所巡り㉔ 細横丁は藩政時代、幅3ⅿの”本当の細横”でした。

2024年02月09日 | 仙台城下辻標八十八か所巡り

冬の晴天、ほんとうに寒いですが、歩くには夏の暑さよりはマシですので、中心部を引き続き”街探”しています。

17番辻標「北三番丁(きたさんばんちょう)/細横丁(ほそよこちょう)」は、木町通小学校の南、北三番丁公園の南東角地に設置されています。

「細横丁」が、晩翠通と呼ばれるようになって久しいですが、年配の方には、やはりまだ”細横”がしっくりきそうですね。藩政時代は、大町三丁目から北五番丁までは、幅3mの細い通りの侍屋敷で、仙台藩最初の学問所が、北三番丁西南角にありました。明治以降各種小売店が並び庶民のマチとなり、明治29年に日本聖公会の教会が設置され、名物となりました。

「北三番丁」は、西は土橋通南端から上杉山通りを越えて、宮町まで武家屋敷がならんでいました。この付近にも堀が作られ、四谷用水から分水された水で、町を潤していました。

かつての東北地方整備局の跡地には、タワマンができて、1Fにはイオンが出店。北山トンネルができて、泉方面からの車が仙台中心部に流れ込み、南北を結ぶ幹線道路になりました。

参考資料・引用

「辻標」 仙台市文化財パンフレット第三十五集 編集発行 仙台市教育委員会文化財課

「仙台城下の町名由来と町割」定価1,500円(税別) 著者 古田義弘 発行所 本の森


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