警察庁は、インターネット上で違法・有害情報を受け付ける「インターネット・ホットラインセンター(IHC)」に寄せられた闇バイト関連の投稿が、2024年の1年間で約1万3852件に上ったと発表した。このうち、投稿が残ったままになっていた9234件について、サイト管理者などに削除を要請し、約85%にあたる7860件が2025年1月までに削除されたと言う。
闇バイト投稿とは、高額報酬を謳いながら犯罪行為への加担を求める求人投稿を指し、SNSや掲示板を通じて広がっている。これらの投稿は、強盗や特殊詐欺などの犯罪実行者を募集するものであり、社会問題化している。
警察庁はこれまで闇バイト関連の投稿を「有害情報」と位置付けていたが、今年から「違法情報」として扱い、迅速な削除を求める方針に転換した。これにより、SNS事業者やサイト管理者には、より厳格な対応が求められることとなる。
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