ロシアのアラビノ訓練場にあるRS-24ヤース・モービル・ミサイル・システムは、大型の大陸間弾道ミサイルや「低出力」の非戦略核弾頭を搭載したミサイルを発射することができる (Sergei Bobylev/Russian Defence Ministry Press Office/TASS)
ロシアが最近行った戦術核兵器使用の威嚇を一見すると軽視されがちだが、「ウクライナ国外」の英軍施設への攻撃という状況は、あからさまな警戒とまではいかないまでも、注目を集めるものだ。
ヘリテージ財団(米国保守系シンクタンク)のアリソン国家安全保障センターで、核抑止とミサイル防衛を研究するロバート・ピーターズ氏は、「それが現実であると確信している」と述べた。
「ロシアは過去18か月間にわたって核の脅威をちらつかせてきた。ウクライナでは惨めな結果だった。プーチン氏にとって、これは政権存続を賭けたものとなった」
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