大紀元エポックタイムズ・ジャパン

「真実と伝統」をモットーに、明日を生きる上で判断材料となる有益な情報を日々発信しております。

F-35Bの納入が4月に 米国駐日大使が懸念示す装備品納入遅延

2025-01-11 | 時事・ニュース

 

中谷元防衛相は10日の記者会見で、6機の最新鋭ステルス戦闘機F-35Bの配備が当初予定していた今年度内から、4月以降にずれ込む見通しであることを明らかにした。防衛省は今年度中に航空自衛隊の新田原基地(宮崎県)にF-35Bを6機配備する予定だったが、搭載ソフトウェアの改修が遅れ、機体の納入が間に合わない状況にあるという。

F-35Bは短距離離陸および垂直着陸(STOVL)能力を持つバリアントであり、洋上や短い滑走路でも運用可能な設計となっている。日本におけるF-35Bの運用は、改修が進む「いずも」および「かが」護衛艦、そして新田原基地や那覇基地を拠点に展開する予定である。特に南西諸島周辺の防衛力強化を目的としており、中国共産党(中共)の軍事的進出への抑止力としても期待されている。

中共空軍は、第五世代戦闘機「J-20」を2017年3月に実戦配備し、2019年には東シナ海や南シナ海での飛行訓練を開始している。このような中国の動きに対抗し、日本政府は2018年12月に新たな防衛計画大綱と中期防衛力整備計画を閣議決定。F-35シリーズを合計105機購入する方針を固めた。その中で、42機をF-35Bとし、離島防衛や南西諸島への迅速な展開を可能にする構想を打ち出している。

 

【続きはこちら】

 

F-35Bの納入が4月に 米国駐日大使が懸念示す装備品納入遅延

最新鋭ステルス戦闘機F-35Bの配備が当初予定されていた今年度内から、4月以降にずれ込む見通しだ。エマニュエル駐日米国大使は「中国より大きなリスクだ」とその米国防衛産業の経営姿勢を批判している

 

 

【関連記事】

 

馬毛島の自衛隊基地建設 1月の工事計画公表

防衛省九州防衛局は、馬毛島における自衛隊基地建設の1月の工事作業予定を公表した。日本の南西地域においては、中国共産党軍を意識した備えが急務となることが懸念される。

 

 

 

自衛隊が中国共産党の脅威に備え 「輸送特化の新部隊」3月創設

日本の防衛体制が大きな転換期を迎えている。自衛隊は中国共産党による台湾有事に備え、南西諸島防衛の強化を目指し、新たな海上輸送能力の向上のため、3月、「自衛隊海上輸送群」を新設する。

 

 

 

ロシア軍の攻撃対象リストに日韓の原発や防衛施設

ロシア軍が日本と韓国の原子力発電所を含む攻撃対象リストを作成していたと英紙が報道。

 

 



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 法政大学で授業中に女子学生... | トップ | 農林水産省 野菜の食品調査... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事・ニュース」カテゴリの最新記事