6月11日、インドネシア北スマトラ州の数十人の住民が、中国企業による採掘が農民の生計に影響を及ぼす可能性を懸念し、中国大使館前で開発計画の中止を要求して抗議した。
中央社によると、北スマトラ州ダイリ県(Dairi Regency)から来た住民や非政府組織「ヤヤサン・ディアコニア・ペランギ・カシ(YDPK)」は11日の正午、ジャカルタ南区にある中国大使館前でデモを行った。抗議者らは横断幕を掲げ、旗を振り、農作物を使った演劇で、中国企業による採掘が農民の生計に及ぼす影響を風刺した。
伝統衣装を着たダイリ県の住民、レイニー(Rainim Purba)さんは中央社に対し、「今日、中国(共産党)大使館に来たのは、中国企業がインドネシアのダイリ・プリマ鉱業会社(Dairi Prima Mineral)に融資して採掘計画を支援していることに非常に失望していることを、中国(共産党)政府とインドネシア政府に知ってもらいたい」と述べた。
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