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(訳者注)本項は高智晟 弁護士の妻・耿和氏の口述をもとに書かれているため、前項までの第一人称体である「私(高弁護士)」とは異なった文体になっています。
1985年、若く美しい女性通信兵であった耿和は、兵営で、炊事係の高智晟と出会った。高智晟の善良な人柄に耿和は心惹かれ、徐々に思いを寄せるようになり、そして最後にこの二つの命は固く結ばれたのである。結婚して15年の間、最高潮の時もどん底の時も、耿和の優しさといたわりは始終、高智晟の毅然さと勇敢さにぴったりと寄り添い、決して離れることはなかった。
今回、高智晟は当局に直言する書簡を送ったために有罪になったが、この時人々は初めて、この不屈の大弁護士の傍らにいる、この女性を目にした。そして、「私の主人と家庭に対する絶え間ない迫害に、強く抗議する」との彼女の叫びを聞いた。先日、大紀元紙の取材を受けた耿和は、妻としての独特の視点と自ら感じ取った思いから高智晟を語ってくれた。
ただその一言のため、ずっと彼と共に歩んできた
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