米、中絶禁止により年間出生数が3万2千人増

中絶反対を訴えるプラカードを掲げた米市民。2023年6月24撮影 (Photo by Anna Moneymaker/Getty Images)

 

米連邦最高裁が昨年「ロー対ウェイド」判決を覆したことを受けて、中絶禁止を実施している州では年間出生数が約3万2千人増えたことがわかった。

ジョージア工科大学とミドルベリー大学が発表した報告書によると「2023年の最初の6か月間に中絶禁止を実施している州では、中絶の権利が保護されたままの州と比較して、出生数が平均2.3％増加した。年間出生数に換算すれば約3万2千人増加したことになる」と述べた。

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