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児童患者、イメージ画像。(STR/AFP/GettyImages)
中国外交部(外務省)の華春瑩報道局長は13日、自身のツイッターに「米中の比較写真」を添付し、「中国は人民のために投資するが、米国は戦争に投資している」として、米国の「非人道性」を指摘する投稿をした。
中国の官製メディア「環球網」は同日、この華氏のツイッター投稿について取り上げた。これに対してネットユーザーからは、「まあ間違ったことを言っていない。中共は確かに人民にお金を使っているよ。安定維持費だけどね」など、違った意味でなら賛同できるとする意見もあった。
そのほか、特徴的だったのは「全国民の医療費無償化」を求める切実な声がコメント欄を埋め尽くしたことだ。だが、当初は約1万7千はあったこれらのコメントは、当局の検閲の後、139件だけが「生き残った」という。
- 中国で重病にかかれば「もう終わり」
日本の読者各位は、中国の医療制度についてご存じだろうか。当然ながら、私たちが(日本で)当たり前のように享受している、優れた医療制度とは大きく異なっている。
中国には、日本の「国民健康保険」のような皆保険制度はない。そのため(党幹部ではない)一般国民の医療費は、基本的に全額自己負担となる。
大手企業に勤務していれば、会社が医療費の一部を負担してくれることもあるが、負担額はどんなに高くても医療費の50%だ。残りの50%は、やはり自己負担しなければならない。
民間の保険会社の医療保険を活用する方法もある。しかし、保険料は決して安くないうえ、保険料を払っている地域以外で医療を受ける場合、その費用は全額自己負担になるケースも多い。つまり、自己負担にしても保険を活用するにしても、中国で医療を受けるのは非常に費用がかかることになる。
さらに中国では......
- 「金を用意できないなら、チューブを抜くぞ」
- 医療費を払えない庶民の惨状「母親は全裸になった」
- 病院近くの路上で「死を待つ老人」
- 「もうボクの治療は止めて」と父親に懇願する子
- 父親の病室の外で「自分をビンタする息子」
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