ミレイ政権のもと、アルゼンチンは中国共産党との関係を希薄化させている(Photo by Tomas Cuesta/Getty Images、うぃき / PIXTA、ぴー / PIXTA、J BOY / PIXTA)
過去10年間、アルゼンチンにおける中国共産党の軍事的存在感は高まる一方だった。幸いなことに、新しく就任したハビエル・ミレイ大統領は安全保障の分野において米国との関係強化に努めているとアナリストは分析している。
2012年、アルゼンチン・ネウケン州と中国共産党が締結した合意文書により、アルゼンチンとチリとの国境付近に深宇宙追跡施設を建設することとなった。この動きは米国の関心を引き寄せた。
契約期間は50年と長期にわたる。合意により、中国共産党(CCP)はアルゼンチン国内で自由に活動できるようになった。エスパシオ・レハノとして知られるこの施設は2021年に正式的に発表され、アルゼンチン南東部沿岸端のリオ・ガジェゴスにある中国の地上追跡施設の前例となった。
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