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2023年6月、シンガポールで開催されたアジア安全保障会議での講演に備える中国の李尚福国務委員兼国防相(Photo by ROSLAN RAHMAN/AFP via Getty Images)
中国が最近発した米中関係に関する曖昧かつ矛盾した発言に困惑を隠せない多くの国家が、中国政府の宣伝工作の背後にある動機に疑問を呈した。
この一例として、今年新たに中国国防相(国防部部長)に就任した李尚福上将が、2023年6月上旬にシンガポールで開催された国際戦略研究所(IISS)主催の権威あるアジア安全保障会議(シャングリラ会合)の講演で、平和を主張しながらも武力行使を放棄しない方針を重ねて示したことが挙げられる。
こうした相反した発言を分析した防衛アナリストの多くは、これを意図的な欺瞞に満ちた言動、あるいは米中関係改善に向けた米国の取り組みの阻止を狙う情報工作であると結論付けている。
昨今のインド太平洋地域における中国の行動からも、中国政府が関係改善に無関心であることが見て取れると、複数のアナリストが述べている。
アジア安全保障会議最終日の6月4日に講演した中国の李国防相は......
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