
秦の始皇帝の兵馬俑イラスト(パブリックドメイン)
中国の王朝の歴史を覚えるのは難しいという人は、まず秦(紀元前221-紀元前206年)から入ることをお勧めします。秦は、最も短命の王朝でしたが、史上初めて中国全土を統一し、郡県制を整え、使用する字体を篆書(小篆)に統一し、万里の長城や兵馬俑を残しました。
2200年以上前、「戦国の七雄」と言われる七つの国が、中原として知られる中国中央部の土地をめぐって戦いました。黄色の塵が落ち着いた時、秦が勝利を収め、戦国時代の終わりを告げました。中国で最初に統一された王朝、秦の誕生です。秦の始皇帝は、王朝をあらゆる方角に向かって拡張していきました。南の百越、西南の各民族、北の匈奴と、次々と制覇していったのです。
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