米中間の宇宙覇権をめぐる争いが激化している。写真はH3ロケット発射の様子 (Photo by STR/JIJI Press/AFP via Getty Images)
H3失敗とサイバー攻撃
3月7日、日本の次世代大型ロケットH3の打ち上げは失敗した。2月17日に打ち上げが計画されていたが、このとき1段目のメインエンジンに着火したものの補助ロケットに着火せず、打ち上げは中止となった。
今般は万全を期して打ち上げに臨んで、1段目には着火してロケットは打ちあがったものの、2段目に着火せず、打ち上げは失敗に終わった。H3はH2の後継として日本が総力を挙げて開発に取り組んできただけに、関係者に与えた衝撃は計り知れない。
開発に取り組んできた技術者の涙ぐましい努力と苦労は、しばしば報道されており、疑いようもなく真摯なものであり敬服に値する。この失敗にめげずに挑戦を続けてもらいたいと私も心から願うものである。
だが宇宙開発において諸外国にあって日本にかけているのは、常に軍事の視点であろう。日本以外の国においては宇宙開発に必ずと言っていいほど、軍事の影がある。宇宙開発は平和的に行われるべきだなどと言う綺麗ごとを信じているのは日本だけであって、宇宙開発の真の目的は宇宙覇権の獲得なのである。
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