2023年デリー開催のG20外相会談に臨むカナダのジョリー外相 (Photo by OLIVIER DOULIERY / POOL / AFP) (Photo by OLIVIER DOULIERY/POOL/AFP via Getty Images)
カナダ政府は8日、野党・保守党のマイケル・チョン議員と香港在住の親族を脅迫したとして、在トロント中国領事館の外交官・趙巍氏の追放を発表した。
ジョリー外相は声明で「私たちは内政干渉を一切容認しない。カナダにいる外交官たちには、このような行為に関与すれば本国送還になると警告している」と強調した。同氏は趙巍氏を外交上の「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましくない人物)」に認定した。
カナダ外務省は4日にも、中国の情報機関がチョン氏と香港在住の親族を脅迫しているとして、駐カナダ中国大使を召喚して抗議した。チョン氏も同外交官の追放を求めていた。
カナダ紙「グローブ・アンド・メール」は1日、カナダ安全保障情報局(CSIS)がまとめた中国の影響工作に関する2021年報告書の内容を報道。中国国家安全部は人権問題に積極的なチョン氏を標的に、同氏や親族の情報を収集していると指摘した。
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