アメリカ保健福祉省(HHS)は、パンデミック研究を行う非営利団体「エコヘルス・アライアンス」およびその元代表ピーター・ダザック氏に対し、5年間の連邦資金提供禁止措置を正式に発表した。
新型コロナウイルス感染症に関する調査を行っている下院監視委員会の特別小委員会は、この決定を1月17日に公表し、HHSがエコヘルス・アライアンスおよびダザック氏に送付した書簡を公開した。
HHSの担当者(匿名)は書簡の中で、「本件に関する行政記録およびこれまでの回答を考慮した結果、ダザック博士に一定期間の資金提供禁止措置を講じることが、連邦政府の利益を守る上で必要であると判断した」と記している。この判断は、エコヘルス・アライアンスに対する書簡でもほぼ同様の理由として説明されている。
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アメリカ保健福祉省がエコヘルス・アライアンスに5年間の連邦資金提供禁止
米国保健福祉省は「エコヘルス・アライアンス」と元代表ダザック氏に5年間の資金提供禁止措置を発表。特別小委員会の調査で、中国武漢での機能獲得研究を適切な監督なしに進め、助成金要件に違反したと指摘された。
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