岸田文雄首相(写真)は6日、自民党の政策グループの活動について国民に疑念を持たれていることは「遺憾だ」とし、政治の信頼を回復するため「自民党としても強い危機感を持ってこの問題に一致結束して対応していく」と語った。米カリフォルニア州のスタンフォード大学で11月撮影(2023年 ロイター/Brittany Hosea-Small)
[東京 6日 ロイター] – 岸田文雄首相(自民党総裁)は6日午後、官邸で記者団の取材に応じ、信頼回復の取り組みを明らかにするまで政策集団のパーティーを自粛するよう党幹部に指示したことを明らかにした。年末年始の派閥行事についても自粛をすることを申し合わせたという。
自民党の派閥を巡っては政治資金パーティーの収入の一部が政治資金収支報告書に記載せずに裏金化されていた疑惑が報道されている。
首相は同日昼ごろ、政府与党連絡会議であいさつし、自民党の政策集団の活動が国民に疑念を持たれていることは「遺憾だ」とし、政治の信頼を回復するため「自民党としても強い危機感を持ってこの問題に一致結束して対応していく」と語った。
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