ドキュメンタリー映画『国有器官』が国際的な賞を多数受賞し、中国共産党(以下、中共)による生体臓器摘出問題への関心が再び高まっている。監督の章勇進氏と「法輪功迫害追査国際組織」(以下、追査国際)の主席である汪志遠氏は、『健康1+1』の番組で、中共による生体臓器摘出が近年ますます猖獗を極めていると語った。汪志遠氏は次のように述べた。「悪魔の集団が社会で暗躍し、彼らの狩猟の対象は人間だ。社会全体が危険にさらされている」
汪志遠氏はかつて中国で軍医を務め、1990年代には米国ハーバード大学医学部の訪問研究員として心血管研究に従事していた。そして、2006年から中共による生体臓器摘出の調査を開始した。
中共による生体臓器摘出の調査を始めた経緯について、汪志遠氏は次のように語った。2006年3月、遼寧省瀋陽市の蘇家屯血栓医院の元職員が、大紀元に対し、自身の元夫がこの病院で法輪功学習者の角膜を摘出していたことを暴露した。その際、多くの被害者がまだ生きたまま臓器を摘出されていたという。
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「社会全体が危機にさらされている」 生体臓器狩りの罪業がますます明らかに
ドキュメンタリー映画『国有器官』が国際的な賞を多数受賞し、中国共産党(以下、中共)による生体臓器摘出問題への関心が再び高まっている。
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