全米自動車労働組合(UAW)のショーン・フェイン会長は、米自動車産業が危機に直面しているとし、トランプ大統領の対メキシコ・カナダ関税を支持する考えを示した。
トランプ政権は3月4日、メキシコとカナダからのフェンタニル密輸を理由に、両国に対し25%の関税を課すと発表した。ただし、自動車メーカーには1か月間の猶予を設けた。
メキシコとカナダは米国の主要な自動車部品供給国であり、フェイン会長は3月9日のABCのインタビューで、関税支持の理由について、「簡単な話だ。我々の国は今、危機的状況にある」と答えた。
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全米自動車労働組合会長 トランプ氏の対メキシコ・カナダ関税を支持
UAWのフェイン会長がトランプ大統領の対メキシコ・カナダ関税を支持。関税を強く支持する理由について、「理由はシンプルだ。我々の国は今、危機的状況にある」と答えた。関税の影響は?米自動車業界の未来は?
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