
亡くなった人の尊厳を踏みにじる「乱暴な遺体分解」および「遺体転売」。残虐極まりない行為でも、罰則は懲役3年以下。イメージ画像。(Getty Images)
「遺体転売……」と聞いても日本にいる私たちはピーンと来ないが、このゾッとする衝撃的事実は中国社会に大きな衝撃を与えており、いまや検閲対象の「敏感ワード」となっている。
事のきっかけは、ある北京の弁護士による「関与した企業を摘発した警察当局の資料」に基づいたSNSでの「告発」である。
易勝華(えきしょうか)弁護士は7日、「山西省のある会社は、20~60歳の『病死ではない遺体』を、多くの火葬場や病院から買い漁り、そうして違法に入手した遺体は、暴力的に解体され、骨を加工した後に、移植用に病院に販売されていた。事件は公安が調査しており、被告人は70人以上」
「私は長年刑事事件担当の弁護士としてやってきて、あらゆる事件を扱ってきたが、これほどの衝撃的な怒りを覚えたのはこれが初めてだ。火葬場から持ち帰った骨灰が家族のものではないかもしれない。死後に遺体を乱暴に解体されるなんて、あんまりではないか! この事実を聞いた時には、全身震えたよ!」とSNSに投稿した。
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