熾烈な価格競争のなか、中国では独立系コーヒー店の閉店が相次いでいる。イメージ画像。 (Photo credit should read WANG ZHAO/AFP via Getty Images)
中国での景気低迷に伴う消費の減退は、中国のコーヒー業界にまで波及している。大手コーヒーチェーン店は今年、遠のく消費者をなんとか取り込むため、コーヒー1杯9.9元(約200円)などの「価格戦」を始めた。
そうした背景には、やや高めに価格設定をしている独立系コーヒー店が相次いで閉店へ追い込まれている現状がある。不完全な統計ではあるが、これまでに少なくとも4.4万のコーヒーショップが閉店している。
中国の新興カフェチェーン「Cotti Coffee(庫迪咖啡)」が、コーヒー1杯の価格を8.8元(約185円)に設定した。その直後、同じく新興カフェチェーンの瑞幸咖啡(ラッキン・コーヒー)も単価を9.9元(約200円)に値下げするなど、熾烈な価格戦が繰り広げらることになった。
その結果、多くのカフェ店やファストフード店までもが、コーヒーの価格について「期間限定の値下げキャンペーン」を余儀なくされている。
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