中国本土の経済は需要不足や消費の低迷が影響し、継続的に下降している。しかし最近、中国では金の買い占めが活発化し、金価格も急騰している。中国人民銀行の発表によれば、2月20日の金現物価格は1グラム687人民元で、ドル換算では国際市場の金価格をわずかに上回る。ここ数年、金価格は連続して上昇しているが、金は本当にインフレに対抗できるのか? 将来的に、世界は金本位制の金融システムに戻る可能性があるのか?
テレビプロデューサーの李軍氏は新唐人の「菁英論壇」番組で、中国の旧正月後に、北京、上海、杭州、西安などの大都市で、金の買い占めが発生したと述べている。北京の貴金属販売店の前には朝4時から人々が並び、特に北京のおばさんたちが多く、開店と同時に押し寄せて購入した様子が映像に収められている。現在、主要な貴金属販売企業や大手銀行では品切れ状態だ。
李軍氏によれば、中国の旧正月以降、金価格は急激に上昇し、連続して過去最高を更新している。2月12日には国内金価格が一時1グラム692元の高値を記録した。2024年には金価格が40年ぶりの高値を記録し、上昇率は27.87%に達した。2025年の旧正月後の1ヶ月余りで、12.7%上昇している。中国人民銀行は昨年11月から金の購入を再開し、この買い占めの熱を引き起こしている。
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北京のおばさんも中国中央銀行も金に殺到 なぜ金が人気?
中国では金の価格が急上昇しており、北京のおばさんたちが特に積極的に金を購入している。中国人民銀行が金の買い占めを活発化させ、国際市場でも金価格は高騰。世界の中央銀行も金購入を増加させ、金本位制への回帰の可能性が議論されている。
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