地震で崩れた瓦屋根の修理工事は、終わりました。
次に心配なのが、古家の土台です。
わが家は、築100年。
昔の工法で、土台は石の上に角材を乗せたもの。
その上に床が乗って、家が立ち上がっています。
こんな感じ ↓ 。
わが家の土台のイラスト。
今風の建築土台 ↓ に比べると、何とも心もとない土台。
次に大きな地震が来たら、崩れるのではないか?・・という不安。
大工さんは「大丈夫、心配ない」と言いますが、
床下にもぐって調べていただきました。
そして再度、「大丈夫。心配ないよ」と言われましたが、・・やはり不安。
不安が拭い切れない私に、大工さんが説明してくれました。
「地震の後、あちこちの家の修理をしてきて、
・・それまでは、俺も気づかなかったけど・・・、
コンクリートを流した今風の土台よりも、
石の上に丸太や角材の土台の方が地震に強い、ってことが分かったよ。
それが、分かった。
津波や液状化がない限りは、この土台は心配しないで大丈夫。
俺が太鼓判を押す」
地震による家の被害を、自分の目で確かめてきた大工さんの言葉には、
説得力がありました。
そういえば、あの大地震のとき、
ご近所の皆さんは、口々に食器棚や本箱などが倒れた恐怖を話していました。
でもわが家は、瓦屋根は崩れましたが、
家の中は、棚からコップが2~3個落ちて割れた程度の被害でした。
それは、昔式の土台のお陰?・・と思えば、なっとくかな。
ほっとして、安心しました。
ありがとう、大工さん。
この古い家は、私とともに、まだ生きてくれそうです。
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