K君のお母さんに15年ぶりにお会いしたせいか、
当時の想い出を、書いてみたくなりました・・。
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Miz が整体という仕事を始めて、数年が過ぎた頃、
Miz に厳しい試練が訪れました。
重篤な障害を持って生まれた赤ちゃんとの出会いでした。
あるトラブルで、出産時に心停止が3回あった赤ちゃんで、
専門医に相談したところ、
おそらくそれが原因で、脳性の障害が残ったと。
この赤ちゃんが、このまま育っていったらどうなるか?
障害児としての道を歩むことになるでしょう。
脳性の障害を治す病院はないか。施設はないのか。
治ったという前例はないか。
多くの文献を読みあさり、助言を求め、
Miz は心に決めたのです。
「整体という技術で、機能障害を少しでも無くそう」と。
心に決めたその日から、
Mizの 幼児の機能障害に対する挑戦が始まりました。
試行錯誤の連続でした。
整体作業によって、幼児にどのような変化が現れるか?
ほんの些細な変化も見逃さず、
好ましい変化については、その裏に隠れているメカニズムを考察し、
本来あるべき体の機能メカニズムを、幼児の体に導いていく・・。
・・地道で、必死な整体作業が続きました。
重篤な障害が、少しづつ改善され、
幼児は、普通の子に少しづつ近づいていきました。
神さま、ありがとうございます。
ありがとうございます。
もしかして、この厳しい試練は、
神さまの思し召しなのだろうか?と思いました。
「この道を進め」という、私への暗示かもしれない、 と。
~~ そんなことを感じてしまった私は、
「障害を持つお子さんの整体」は、Miz の歩むべき道かもしれないと思いました。
そんな思いを抱きながら、整体の仕事をしていたのですが、
ある日、
Aちゃんという、重度障害の女の子がMiz 整体室にやってきました。
そしてその後、Aちゃんのお母さんの紹介で来室したのが、
K君だったのです。
(K君については、前回のブログに書きました)
次回は、Aちゃんの想い出を書かせていただきます。
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