地震のとき、Nさんはプールサイドにいたと言います。
水泳教室の初心者たちと、準備体操をしていました。
--------プールは2階にあります。-------
その時、>>>> 地震!>>>>>
プールを見ると、水が細かく揺れていました。
・・・・縦ゆれ、だった。(上下方向に水が揺れ動く感じ)
次に、プールの中央部が、グーっと一気に下がりました。
と同時に、
プールサイド側の水が、ゥワァァーッと盛り上がって、
プールサイドから水があふれ、足元に流れて来ました。
あふれた水は、みるみる広がって、階段に達し、
階段を、ザザーッと流れ落ちていきました。
「プールの中にいたら、絶対、溺れていたと思う。
私たち皆、泳げないから・・・」
「・・・・・すごいものを、見たわねぇ!
それって、津波と同じ現象じゃないの!?」
「!! そうなのよ !!!」
プールの水は、横揺れして溢れ出たのではなかった。
中央が凹んで、周りが盛り上がって溢れ出たという現象。
それをNさんは、恐怖の中で冷静に観察したのです!
貴重な観察だと思いませんか!!
私の近くのスポーツジムでは、
プールの底が抜けてしまった、ようです。
~~構造の問題もあるでしょうが、上下方向への水圧の問題も?
~~原発施設に、底部の損傷がありませんようにと、祈るばかりです!
プールの水が、なぜ津波とよく似た現象を見せたのか。
そのメカニズムを知りたいものですね。
・・米村でんじろうさん、分かりやすく、教えてぇ!
追記
私たちの体は、水に満ちています。
中でも、脳は、水に包まれていて、
頭蓋の中で水に守られ、水に浮いている状態です。
地震時に起きた、プールの水の現象を理解することは、
「地震酔い」の現象、あるいは私たちの脳を
物理の目で理解する ワン・ステップになりそうな・・・。
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